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シェーンベルグが伝えたいこと

ヨーロッパ寝具
買い付け紀行2024inGERMANY

バイヤー歴数十年のベテランスタッフが、
素材や品質にこだわった
ヨーロッパならではの逸品を
日本の皆様へお届けしたいという思いから、
毎年ヨーロッパに買い付けに行きます。

今回は、スタッフが本場ヨーロッパで実際に見て触れて
感じたことをお伝えしたいと思います。。

世界最大級の見本市へ
(ドイツ フランクフルト
Heimtexile -ハイムテキスタイル-)

今回スタッフが向かったのは、毎年1月にドイツ フランクフルトで開催される世界最⼤級のホームテキスタイル・コントラクトテキスタイルの国際見本市であるハイムテキスタイルです。

世界中から2,500社以上が出展するこの見本市で発信されるトレンドは、業界の指針となっています。

見本市での目的は、取引をするメーカーの多くが会場内でブースを構えているため、その場で買い付けを行ったり、
良い品質を目指して意見交換を行うこと。また、新しい商品や取引メーカーを見つけることです。

広い会場内は新たな発見や感動が多く、まるで宝探しをするように朝から夜まで歩き続けます。

コロナ収束後の見本市開催となる今回は、コロナ前より出展数が少なくなっている印象でしたが、
廃棄物から作られた繊維やテキスタイルが多く出品されており、新たなインスピレーションへと繋がりました。

会場内の様子
レイアウトが個性的

バナナの茎から作られた
天然素材の生地

衣類などファッション業界から出た
廃棄物をリサイクルし、作られた生地

会場内の様子
レイアウトが個性的

バナナの茎から作られた
天然素材の生地

衣類などファッション業界から出た
廃棄物をリサイクルして作られた生地

メーカーとの絆

25年以上取引をしているメーカーは4~5社あり、強い絆を結んでいます。

これまで、仕入先とは一蓮托生、一度取引を決めたら簡単にはあきらめず常に意見を交わし、
シェーンベルグのこだわりを共有し、
日本の住環境に合う商品開発を行ってきました。

今回もより良い商品を買い付けるためにしっかりと対話を重ね、
妥協することなく真剣に生地や羽毛の選定を行いました。

社会情勢や円安の影響が大きく響く昨今ですが、今回も良い商品を買い付けることができました。

【バンブー肌ふとん2023年発売Hoops】

当社は「数あるメーカーの中でも、最も細番手の糸で織れるのはここだけ」といわれるほど、技術力の高さには定評がある
HEFEL(ヘッフェル)社の日本総代理店です。

フランスピレネーの良質な羊毛を一手に引き受け製造された羊毛パッドの品質の良さに感銘を受け、取引を開始しました。

当社の夏の代表商品である植物自然素材を100%使用した「バンブー肌ふとん」は、吸湿性に優れた品質の良さとヨーロッパならではの鮮やかなプリント柄が特⻑です。
今回、ブースを訪れた目的はバンブー肌ふとんの新しい柄の選定です。

数種類ある柄の中から、日本のお客様の好みに合わせた柄を選んでいきます。

今年はお部屋を華やかにしてくれるきれいな花柄を選びました。日本のお客様にお届けできる日がとても楽しみです。

【馬毛枕】

今から20数年前、日本では馴染みの少なかったヨーロッパの寝具の中で特に良い物を探していたスタッフが知人に紹介されたのが、オーストリーの馬毛寝具メーカーであるMoosburger(モースブルガー)社です。

Moosburger社は100年に渡り馬毛を使用した寝具づくりを行ってきた歴史あるメーカーです。

実際に使用して品質の良さ、寝心地の良さに感動し、頑固で職人気質の先代社⻑に粘り強く交渉し2年もの歳月をかけて日本での販売にこぎつけました。

以来、当社はMoosburger社の日本総代理店として20年以上の強い信頼関係を築き、馬毛寝具の良さを日本のお客様に伝え続けてきました。

ただ買い付けるだけではなく、日本の住環境に合う商品を共に開発することも総代理店の重要な役割ととらえ、妥協することなく良い商品をお届けするために対話を重ねています。今後も馬毛寝具の良さをしっかりと日本のお客様にお届けすることを約束し、ブースを後にしました。

羽毛へのこだわり

【羽毛掛ふとん】

当社では、一級品のみを生み出す最高品質のアイダーダウンとホワイトグースダウンを厳選して取り扱っています。

ホワイトグースにおいては、ポーランド・オーストリー・ドイツ・ハンガリー・ロシアなど、グースの飼育環境に最適な地域の契約農場で育てられた羽毛を使用しています。

良い自然環境で大切に飼育されたグースでも天候や気温などの自然環境に左右され、その品質は毎年変化します。

そのため、毎年各地の羽毛を比較し、その年の最高品質である羽毛のみを厳選しています。

新しいチャレンジ

新しいアイテムを買い付ける際のこだわりは、第一に素材が良いということ。数十年のバイヤー経験を活かし、自分の手の感覚を信じて良い素材を見つけます。第二にヨーロッパならではデザインやカラーであること。

いくらデザインが良い物でも、素材に妥協することは一切ありません。

日本のお客様に驚きや感動を与えられる、そんなアイテムを探し求めています。

生地の選定生地サンプルを触りばがら一番良い生地を探します

生地の選定
生地のサンプルを触りながら
一番良い生地を選びます

ヨーロッパらしいデザインの柄を探し何パターンもの中から決定します

ヨーロッパらしい
デザインの柄を探し
何パターンもの中から決定します

 

とても肌触りが良かったアルパカ毛を使用したラウンジャー実際に試して商談へ

とても肌触りが良かった
アルパカ毛を使用した
ラウンジャー
実際に試して商談へ

生地の選定
生地のサンプルを触りながら
一番良い生地を選びます

ヨーロッパらしい
デザインの柄を探し
何パターンもの中から決定します

とても肌触りが良かった
アルパカ毛を使用した
ラウンジャー
実際に試して商談へ

最後に...

ヨーロッパ買い付け紀行はいかがでしたか?

少しでもヨーロッパテキスタイルの魅力や会場内の雰囲気、
シェーンベルグのこだわりがお伝えできていれば幸いです。

環境への配慮はもちろんのこと、より良い素材にしていくために、
より良い使い心地を実現するために、今後も多くのお客様に喜んでいただける商品の開発を目指してまいります。

変わらぬご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。

番外編 in FRANCE

「インテリア業界のパリコレへ」

フランスのパリで年に2回開催される
インテリアをテーマにした見本市
「メゾン・エ・オブジェ」を訪れた様子を少しご紹介いたします。

「メゾン・エ・オブジェ」はイタリアのミラノ・サローネ、
ドイツのケルン国際家具見本市と並びヨーロッパ三大見本市のひとつに数えられています。

「インテリア業界のパリコレ」とも呼ばれるメゾン・エ・オブジェは、
インテリアという範疇に収まり切らないさまざまな商品が登場していました。

ヨーロッパの個性あふれるディスプレイの数々が、今後の新しいチャレンジへの大きな刺激となりました。

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