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世界でただ一社しか作れない「馬毛寝具」 ~唯一無二の高級寝具ができるまで~


by schoenberg01 on April 08, 2026

 

 

【馬毛の歴史】

ヨーロッパでは古くから、馬の尻尾の毛や鬣(たてがみ)は楽器の弓やファッション、調理器具やブラシ、貴族のベッドやソファーの中材など、さまざまなものに使用され、常に供給が追いつかないほど需要が高く、貴重な素材とされてきました。

しかし、農耕馬が重機に置き換えられるようになると、馬の頭数の減少とともに採取される毛も減り、馬毛の加工技術は次第に廃れていきました。
こうした背景から今日では、いっそう希少な素材となっています。

それでもなお、その馬毛の素晴らしさに魅了され続け、頑なに伝統を紡ぎながら作り続けている会社が世界にただ一社、ヨーロッパ・オーストリアに存在します。

それがmoosburger(モースブルガー)社です。(日本総代理店:シェーンベルグ丸十

 


【馬毛が持つ優れた機能】

伝統技術を駆使して作られた馬毛は、しっかりとしたカールと程よい弾力性を持っています。

馬毛は天然繊維の中で最も剛毛と言われており、ヘタりにくいのが大きな特長です。また、吸湿性が非常に高く湿気をしっかりと吸い取ります。 

さらに、馬毛特有の弾力により体重がかかっても空気の層が保たれるため、吸収した湿気をしっかりと外へ放出します。そのため、寝床内は常に快適な状態に保たれます。

定期的なお手入れを行うことで、何十年にもわたり世代を超えて使い続けることができる優れた耐久性を兼ね備えている点も、馬毛寝具が高級寝具として評価され続ける理由のひとつです。


【伝統が紡ぐ製法】

moosburger社の馬毛寝具は高級寝具としての品質を守るため、工程のすべてが手作業で行われています。


馬毛を中綿(わた)にする

まっすぐな馬の尻尾や鬣の毛をクッション性のある中綿に仕上げるには、特別な技術が必要です。まず、洗い上がった馬毛を長さと太さによって選別します。尻尾の毛と鬣の毛は、素材の段階で決して混ぜることはありません。それぞれが持つ特性がまったく異なるため、使い分けることが非常に重要です。次に、長さと太さを揃えた毛を丁寧に梳き、その後ロープ状に編んでいきます。硬くしっかりと編み込まれたロープは、長いものは細く、短いものは太く仕上がります。それを一定の高温でしっかりと蒸し、風通しの良い木造の小部屋で乾燥させ寝かせます。この乾燥期間は時期によって異なりますが、約48週間です。仕上がったロープ状の毛は、手作業で逆回転させ、さらに緩んだロープを手作業で綿状に解いていきます。機械を使うと毛が切れてしまう可能性が高くなるため、この工程はすべて丁寧な手作業で行われています。また、moosburger社では、この製造工程に月齢カレンダーを活用しています。

2026年版の月齢カレンダーを詳しく知りたい方はこちら


月齢カレンダーとは、月の満ち欠けを生活に取り入れ、自然のサイクルに合わせた活動をするための指標となるものです。moosburger社では、この月の満ち欠けが地球に与える湿気の作用を利用して、毛の洗浄や乾燥を行っています。

月が上向きの期間は湿気が地球から月へ放出される期間であり、毛を洗った後の乾燥に適しています。

逆に月が下向きの期間は、月から地球へ湿気がもたらされるため乾燥には不向きとされています。

馬毛が本来持っている力を最大限に引き出し、最高のクッション性を保つためにはこの工程が非常に重要となります。

そのため、洗う時期や乾燥させる時期はすべて月齢カレンダーをもとに計算して行われています。

こうしてでき上がる馬毛には、最短でも約6ヶ月という時間と手間がかかります。その結果、弾力性・耐久性・通気性に優れた最高品質の馬毛の中綿が完成します。

馬毛の精製工程を詳しく知りたい方はこちら


馬毛を製品にする

希少な馬毛を製品にする際も、すべて手作業で丁寧に行われています。


<馬毛枕>

枕は、人間工学に基づき研究開発された形状に合わせて、わたに凹凸ができないよう手作業で丁寧に形を整えていきます。機械を使用すると毛が切れてしまうため、すべて職人の手で行われます。頭が乗る部分は柔らかめで低く、首を支える部分は硬すぎないよう、ほどよく整えます。横向き寝の際に支えとなる部分は、高さと硬さを持たせるようしっかりと詰めていきます。


<敷ふとん・マットレス>

敷ふとんやマットレスは、小さなキューブ型のクッションを詰めて作られています。丁寧に形成されたキューブを、側生地の中へ一つひとつ詰めていきます。一枚の敷ふとんやマットレスを作るために、80140個以上のキューブが使用されています。


<敷パッド>

薄手の敷パッドは、毛が割れたり偏ったりしないようオーガニックコットンのガーゼと均等に伸ばして形成した馬毛が縫い合わされています。全体の弾力性が均一になるように調整しながら馬毛を伸ばし、体圧が強くかかる部分にはやや多めに配置します。コットンガーゼと一体化した後は、同じくオーガニックコットンの側生地に詰め、動かないよう綴じて仕上げます。

馬毛寝具の一覧はこちら


オーガニック・ケミカルフリー

moosburger社は、環境と身体への配慮を徹底した製品づくりを行っています。


1) 工場の動力は、すべて二酸化炭素を排出しない方法で発電されたものを使用

2) 工場の屋根は、すべてグリーン化して環境に配慮し、雨水がそのまま流出しない構造を採用

3) 洗浄には有機オーガニック洗剤を使用

4) 洗浄に使用する水は地下水を汲み上げ、使用後は浄水処理を施したうえで所定の土地へ還元、自然のろ過を経て、再び清らかな水へと循環する仕組みを採用

5) 側生地には厳しい検査をクリアしたオーガニックコットンのみを使用

6) EUにおける最も厳格な環境基準の試験に毎年合格


このような工程をたどり、でき上がった製品は使用されている糸一本に至るまで、自然にも人にもやさしいケミカルフリーの製品です。

そのため、アレルギーや化学物質に敏感な方でも安心してお使いいただけます。

 

【馬毛寝具のお手入れ方法】

手間と時間をかけて作られた馬毛寝具ですが、でき上がった後のお手入れはとても簡単です。馬毛は非常に剛毛で、毛の表面がエナメル質のためダニが毛を食べることができません。また、吸湿性・発散性にも優れているため、天日干しや丸洗いなど特別なお手入れも必要ありません。

基本的には風通しのみで十分ですが、天日に干す場合は、毛の傷みを防ぐためカバーをつけたまま12時間程度を目安に行いましょう。

長年使用すると毛がヘタってくることがありますが、その場合は弊社にて毛を起こすメンテナンスを行っています。弾力は元に近い状態まで回復します。ひどい汚れがなければ、無料で対応いたします。

クリーニングをご希望の場合は、製品の丸洗い又は側生地と中綿の個別洗浄が可能です(有料)。洗いすぎは毛を傷める原因になりますので、気になる場合はお気軽にご相談ください。


馬毛寝具を選ぶ際の注意点

現在、市場では「馬毛」と表記されていても、本来の価値を十分に発揮できていない製品が流通しています。

例えば、アパレルや楽器などに使用された後の切れ端の馬毛を固めて中芯に用い、クッション部分を羊毛やキャメルで構成した製品でも、「馬毛寝具」と表記されている場合があります。

これらも決して悪い製品ではありませんが、馬毛本来の性能を十分に感じていただくことは難しいのが実情です。

本来の馬毛寝具とは、中綿が馬毛100%かつ馬毛をわた状に加工したものを指します。

それこそが馬毛の真価を発揮し、優れた支え感と湿度コントロールによって快適な眠りをもたらす本来の馬毛寝具です。

選ぶ際のひとつの目安としてお役立てください。

馬毛寝具を体験できます


moosburger社の日本総代理店であるシェーンベルグでは、年23回寝具の体験会を開催しています。

今回ご紹介した馬毛寝具や天然素材にこだわったさまざまな寝具を、落ち着いた空間でゆっくりと体感していただけるイベントです。

体験会では、硬め、やわらかめなど、お一人おひとりに合った最適な馬毛寝具をその場でお試しいただけます。

これまでにない、まるで雲の上で眠るような快適な寝心地をぜひ一度ご体感ください。

寝心地体験会について詳しく知りたい方はこちら

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