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敷布団のカバーやシーツにできた毛玉はどう取る?毛玉ができにくい敷寝具の特徴も紹介

by 山内由佳 on December 16, 2022

 

布団にもぐりこんだときに足にふれる、たくさんの毛玉。毛玉ができた敷布団は肌ざわりが悪く、見た目もよくないものです。ざらざらした感触が気になって、落ち着かない人もいるかもしれません。

 

ここでは、敷布団のカバーやシーツにできた毛玉の取り方や、毛玉ができにくい敷寝具の特徴を解説します。毛玉のない敷布団で気持ちよくお休みください。

 

敷布団のカバーやシーツについた毛玉の取り方

毛玉を取るときには、はさみやカットタイプの毛玉取りクリーナーがおすすめです。毛玉の量が少なければ、はさみがおすすめ。毛玉をセロテープなどで浮かせてから、生地を切らないようにハサミを使いましょう。

 

毛玉の量が多ければ、自動で毛玉をカットしてくれる毛玉取りクリーナーが便利です。毛玉取りクリーナーにはブラシタイプもありますが、生地を傷めないためにはカットタイプがおすすめ。カットタイプの毛玉取りクリーナーは、セーターなど衣類の毛玉取りにも便利です。常備しておくと活躍するでしょう。

 

敷布団のカバーやシーツについた毛玉を取る注意点

生地をひっぱらず、余計な力を加えずに毛玉を取りましょう。特に、毛玉を手でむしってはいけません。毛玉を見つけると、つい手でむしってしまいたくなる人もいるでしょう。しかし、たくさんの毛玉の処理には効率が悪いと言わざるを得ません。その上、無理に毛玉をむしるとカバーやシーツを傷めてしまい、毛羽立った部分には毛玉ができやすくなってしまいます。

 

粘着カーペットクリーナーも毛玉取りに使わないようにしましょう。細かいゴミを取り除ける粘着カーペットクリーナーですが、毛玉以外の部分への負担が大きく生地が毛羽立ってしまいます。また、粘着カーペットクリーナーを転がすと、生地の表面に静電気が発生して毛羽立ってしまいます。

 

要注意な毛玉の取り方

以下の方法でも毛玉を取り除けます。ただし、はさみやカットタイプの毛玉取りクリーナーと比べると、慎重な作業が望まれます。

 

  • 毛玉取りブラシ
  • カミソリ
  • 食器用スポンジ

 

毛玉取りブラシで毛玉を取る際は、硬めの毛で毛玉をこそげ落とすイメージで使いましょう。強くカバーやシーツにブラシを押し当てると、生地が傷んでしまうので注意してください。

 

カミソリは必要以上に繊維を削る恐れがあるため、これも力加減に注意しましょう。生地が薄くなりすぎて破れる恐れがあります。

 

食器用スポンジで毛玉を取る際は、硬い側とふんわりした部分に分かれたスポンジを選びます。硬い側を毛玉だけに触れるようにそっと押し当て、やさしく生地の表面をなでましょう。すると、スポンジのザラザラした部分が毛玉のみをこそげ落としてくれます。

 

敷布団のカバーやシーツに毛玉ができる仕組み

摩擦によりカバーやシーツの表面が毛羽立つと、繊維が絡まって毛玉となります。寝返りだけではなく、洗濯で他の生地とカバーやシーツが触れあう際にも摩擦は発生します。普通に使っていれば毛玉はできるものと認識した上で、少しでも毛玉ができにくい敷寝具を選ぶとよいでしょう。

 

毛玉ができやすい敷寝具の特徴

毛玉ができやすい敷寝具を、繊維と生地の構造から見ていきましょう。

 

敷布団の上に敷パッドや毛布などを重ねる人も多いと考えられます。敷パッドや毛布にまで視野を広げられるよう、以下では多くの素材を取り上げ解説しています。

 

繊維の種類

以下の繊維を使った敷寝具は、毛玉ができやすい傾向です。

 

  • 化学繊維
  • ポリエステルとコットン(綿)混紡
  • ウールやアンゴラ、カシミヤなどの絨毛

 

化学繊維には、アクリル・レーヨン・ポリエステルなどが挙げられます。化学繊維は繊維が長く、絡まりやすいため毛玉ができやすくなります。

 

ウールなどの獣毛は、繊維表面のキューティクル同士がひっかかったときに毛玉ができます。ウールを使った羊毛フェルトは、針でつつきながら形を作っていきます。これは、意識的にキューティクル同士を絡めているのです。毛玉も似たような原理で発生します。

 

ただし、獣毛にできる毛玉の多くは、落ちやすい傾向です。そのため、毛玉のできる頻度は高くても、さほど気にはならないかもしれません。

 

織り方・編み方の種類

ニット生地・ガーゼ生地は、毛玉ができやすい傾向です。これらは繊維同士の隙間が多く、摩擦に弱いため毛羽立ちやすくなります。また、元々表面の毛を立たせてあるフランネル生地も、毛玉ができやすい傾向です。

 

毛玉ができにくい敷寝具の特徴

以下の敷寝具は、毛玉ができにくい傾向です。

 

繊維の種類

以下の繊維は、毛玉ができにくい傾向です。

 

  • リネン(麻)
  • コットン
  • シルク(絹)
  • アルパカやモヘア

 

リネンやコットンは繊維の長さが短めです。繊維同士が絡まりにくいため、毛玉が発生しにくいといえます。シルクはリネンやコットンと比べると繊維が長めですが、繊維の表面がなめらかなため絡まりにくく、ほぼ毛玉はできません。

 

また、獣毛の中でもアルパカやモヘアはキューティクルの凹凸が控えめです。従って、ウールなどとは異なり毛玉ができにくい傾向が見られます。

 

織り方・編み方の種類

平織りのブロードやシーチングは、生地の密度が高い織り方です。

 

アンチピリングされた生地も毛玉を防ぎます。ピリングとは「毛玉」という意味です。アンチピリングとは毛玉ができにくい加工であり、化学繊維の敷寝具にしばしば用いられる加工法です。

 

毛玉を予防する方法

カバーやシーツにできる毛玉を防ぎたければ、パジャマの素材や洗濯方法に気を配りましょう。

 

パジャマの素材にも注意する

毛玉ができにくい敷寝具であっても毛玉ができるときは、パジャマの素材を疑いましょう。上述したように、化学繊維の生地は毛玉ができやすい傾向です。

 

例えば、コットン100%のカバーやシーツとポリエステル製のパジャマが触れあうと、毛玉ができやすくなります。他にも、スウェット生地のようにゆるい織り方のパジャマを着たときも、カバーやシーツの毛玉は増えるでしょう。

 

洗濯時にはネットを使い回転数を抑えて洗う

ネットに入れて、他の洗濯物とカバーやシーツの摩擦を防ぎましょう。弱いモードで洗うと、生地同士の摩擦を抑えられます。

 

なお、毛玉によらずカバーやシーツの洗濯方法は素材しだいで変わります。洗濯機が使えず手洗い推奨のものもあるでしょう。洗濯表示を見て、生地を傷めないように洗ってください。

 

シェーンベルグの毛玉が目立ちにくい敷寝具

シェーンベルグのムートンシーツは、肌ざわりなめらかであり、吸湿・放湿性にすぐれるため夏でも冬でも快適に使える敷寝具です。

 

ムートンとは、羊の毛皮をなめした素材です。ムートンシーツの表面は羊毛なので、できた毛玉は自然に取れていきます。やわらかな肌ざわりを維持しやすい素材といえるでしょう。また、ムートンシーツは、馬毛敷ふとんと併せて使えます。サポート力の高い馬毛敷ふとんと組み合わせると、格別な寝心地を堪能できます。

 

ムートンシーツ

 

馬毛敷ふとん

 

なめらかなカバー・シーツは気持ちよく眠れます

敷布団のカバーやシーツに毛玉があると、見た目も寝心地も台無しになってしまうでしょう。毛玉が出にくい敷布団で、ぐっすり眠りましょう。カバーやシーツの素材や織り方・編み方にこだわると、毛玉の発生を抑えられます。

 

シェーンベルグでは、毛玉が目立ちにくくオールシーズン使えるムートンシーツをご用意しております。敷寝具をお探しの人は、ぜひシェーンベルグのムートンシーツをご検討ください。馬毛敷布団との組み合わせもおすすめです。

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