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ファミリー敷布団とは、家族全員で眠ることを想定した横幅の広い敷布団です。ここでは、家族にとって丁度よいファミリー敷布団のサイズ、選び方、注意点などを解説します。ファミリー敷布団の購入をお考えの人は、ぜひ参考にしてください。
ファミリー敷布団(マットレス)とは
ファミリー敷布団(マットレス)とは、家族で1つの布団で寝ることを想定して作られた敷布団です。ファミリー敷布団は、一般的な布団よりも広い幅で作られています。
1枚の大きな敷布団の上に寝られることは、ファミリー敷布団の大きな特徴です。敷布団同士を並べていると、気がついていたら境目の床で寝ていた、というケースもあるでしょう。ファミリー敷布団に境目がないため、気持ちよく眠れます。
ファミリー敷布団のサイズ
オンラインで調べた限りでは、ファミリー敷布団の横幅は最大で320cmでした。320cmほども横幅があれば、大人と子ども合わせて5~6人程度が横になれます。家族の体格にもよりますが、一般的には横幅160cmなら大人2人、横幅240cmなら大人と子ども合わせて4人程度が眠れます。
320cm以上の敷布団も探せば見つかるかもしれませんが、あまりに大きい敷布団は寝室に入らない可能性があります。
ファミリー敷布団の価格
オンラインでファミリー敷布団の価格を調べたところ、1万~5万円程度でした。また、シングルサイズの敷布団の相場は、数千~数万円でした。
安価なファミリー敷布団を選ぶと、シングルサイズの敷布団を家族の人数分用意するよりも、出費を抑えられます。ただし、安価なファミリー敷布団は、寝心地に問題があるかもしれません。ファミリー敷布団の選び方は、のちほど詳しく解説します。
ファミリー敷布団のメリット
ファミリー敷布団のメリットを紹介します。1つの部屋で家族が安心・安全に眠るなら、ファミリー敷布団が便利です。
1.家族で眠れる
特に子どもが小さいうちは、家族で一緒に眠りたいという人が多いと考えられます。ただし、赤ちゃんと一緒の敷布団で寝ることはおすすめできません。赤ちゃんと大人では、適した敷布団のやわらかさが異なるためです
一般的に、赤ちゃんには硬めの敷布団が適しています。寝返りを打って赤ちゃんが下向きになったときに、やわらかい敷布団では呼吸ができなくなってしまいます。安全のためには、赤ちゃんと大人は別々の敷布団で寝る方が無難です。また、同じ敷布団で寝ていると、寝返りを打った調子に赤ちゃんを下敷きにしてしまう恐れもあります。
2.敷布団の境目が気にならない
上述しましたが、ファミリー敷布団は、敷布団同士の隙間がなく落ち着いて眠れます。敷布団同士を連結するツールもありますが、連結部分の凹凸が気になって眠れない人もいます。
3.子どもが落下しない
ファミリー敷布団ではなく、広いベッドで寝るという選択肢もあります。ただし、ベッドは高さがあるため子どもが落下するリスクがあります。落下防止策を付けるという手もありますが、正しく取りつけないと策とマットレスの間に頭をはさんでしまうかもしれません。
子どもの年齢や背丈にもよりますが、安全を考えるとベッドよりもファミリー敷布団の方が安心です。
4.寝具の付け替えの頻度を減らせる
衛生面から、敷布団のシーツやカバーは定期的に洗う必要があります。しかし、家族の人数分のシーツやカバーを付け替えて洗うには、それなりの手間がかかります。
ファミリー敷布団は、シーツやカバーの面積こそ大きいものの、付け替えの回数は1回で済みます。気持ちの問題もありますが、洗濯の負担が軽くなったように感じる人は多いのではないでしょうか。
ファミリー敷布団の選び方
ファミリー敷布団の選び方を紹介します。サイズ(横幅)に目が行きがちですが、厚みや機能性などにもこだわってファミリー敷布団を選びましょう。
1.サイズ(横幅)
先に述べたように、ファミリー敷布団の横幅は最大で320cmです。家族で寝ている写真を掲載している商品や、展示品を実際に見られる商品は、使用状況をイメージしやすいと考えられます。
どのサイズにするか迷ったときは、横幅に余裕のある商品を選ぶことをおすすめします。窮屈な敷布団では、寝返りを打ったときに家族にぶつかってしまう恐れがあるためです。
健康な人は一晩で何回も寝返りを打ちます。寝返りをしないと、体が凝ったり、血行が悪くなったりします。家族が健やかに暮らせるように、余裕あるサイズのファミリー敷布団を選びましょう。
2.厚み
ファミリー敷布団の厚みは10cm程度が目安です。薄いものは底付き感が心配ですが、固綿が入っている、厚みのある敷パッドがセットになっている、などのものであれば快適に眠れる可能性があります。
一方、厚すぎると床との段差がありすぎて危なく感じたり、体が沈みこんで寝姿勢が悪くなったりするかもしれません。
また、家族の好みも重要です。「ふかふかした敷布団がいい」「薄く硬めの敷布団の方が好みだ」など、家族の希望を聞いて、ファミリー敷布団を選びましょう。
3.機能性
一般的な敷布団と同じく、ファミリー敷布団にも防ダニ・抗菌・防臭などの機能が搭載されています。アレルギーが心配な家族がいる、家族で使うものだからできる限り清潔に保ちたい、などと考える場合は機能性を重視しましょう。
4.収納性
ファミリー敷布団には、マットレスタイプの敷布団と、一枚布の敷布団があります。マットレスタイプの敷布団は、複数のシートに分割できる場合があります。シートを重ねるとコンパクトに収納できるでしょう。
一方、大きな敷布団はたたみにくく、いつのまにか敷きっぱなしになってしまうかもしれません。敷布団を敷いたままで生活すると、日常生活のゴミや汚れが溜まってしまいます。面倒でも、毎日きちんと敷布団をしまいましょう。
5.分割の可否
分割できる敷布団を選ぶと、将来子どもが個室で寝るようになったときにも柔軟に対応できます。風邪などを理由に別々の敷布団で寝たい、というときも、分割できるファミリー敷布団なら対応可能です。
6.付属品の充実度
ファミリー敷布団に合わせられる大きなサイズの敷パッド・カバー・シーツなどは、なかなか販売されていません。付属品を探す手間を省くには、付属品が充実しているファミリー敷布団を買うとよいでしょう。また、付属品のみを余分に購入しておくと、洗い替えの際に便利です。
ファミリー敷布団の注意点
ファミリー敷布団の持ち味である大きさが、取り扱う際に気になってしまう場合があります。ファミリー敷布団の注意点を解説します。
1.洗いにくい
ファミリー敷布団は敷パッドなど上にかぶせているものも大きく、洗いにくいと考えられます。
2.敷布団を置くスペースが必要になる
ファミリー敷布団を敷くためのスペースを、室内に確保しておく必要があります。家具を置くスペースが限られる、ある程度は部屋のインテリアを妥協しなければならない、などの我慢が求められます。
ファミリー敷布団を使う以外の選択肢
ファミリー敷布団は便利なものですが、不具合に悩まされる恐れもあります。個人用の敷布団で寝た方がよいのではないかと考える人もいるでしょう。
シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、サポート力が高く子どもから大人まで使えます。吸湿性・放湿性がよく、きちんとお手入れすれば半永久的に使用できます。敷布団を購入する予定があれば、ぜひシェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。
家族のニーズに合わせて敷布団を選びましょう
ファミリー敷布団は、家族全員で寝られる横幅の広い敷布団です。ファミリー敷布団を購入する際は、サイズや厚み、機能性などをチェックしましょう。
ファミリー敷布団が合うか合わないかは、家族の好みや習慣に左右されます。不安があれば、個人用の敷布団もご検討ください。