カートに商品が入っていません
敷布団を敷いて寝ている人で、部屋に押し入れがなくて困っている人はいませんか?布団の収納場所といえば押し入れですが、和室がない物件ではクローゼットに布団をしまうことになります。しかし、洋服や日用品をしまっているクローゼットに布団をしまおうとしても、奥行きが浅ければうまく入らないかもしれません。
ここでは、クローゼットに布団をしまうコツを、湿気対策の重要性と収納アイデアに触れつつ解説します。ぜひ、参考にしてください。
布団収納のポイント!クローゼットも押し入れも湿気対策がマスト
収納場所によらず、布団収納では湿気対策がマストです。湿気はダニやカビが発生する原因となります。また、中綿が湿ると、布団の吸湿性や放湿性、寝心地に影響します。クローゼットも押し入れも、構造上湿気が溜まりやすい場所です。除湿剤を置く、すのこを床や壁において通気性をよくする、昼間は扉を開けっぱなしにする、などして湿気対策をしましょう。
布団収納には不向き?クローゼットと押し入れの違い
そもそもクローゼットは、布団を収納する場所ではありません。収納する物や構造について、クローゼットと押し入れの違いに着目してみましょう。
クローゼットは服や靴を収納するもの
クローゼットは、服や靴を収納する目的で作られています。一方、押入れは布団や日用品、家財道具をしまう場所です。そもそもの想定が違うため、布団をしまいにくいと感じても当然といえるでしょう。
クローゼットは奥行きが浅い
クローゼットは奥行きが浅く作られています。奥行きが浅い理由は、服や靴の収納を想定しているためです。明確な決まりはありませんが、クローゼットの奥行きは一般的に45~60cm程度です。ハンガーにかけた服をポールにかけて扉を閉められる程度に、クローゼットの奥行きは設計されています。
しかし、布団を3つ折りにしたとき、奥行きはだいたい70cm程度。このままではクローゼットにしまってもはみ出てしまい扉を閉められません。クローゼットに布団をしまうには、平置きにする以外の工夫が必要です。
クローゼットには中段がない
押し入れには中段がありますが、クローゼットには中段がありません。クローゼットのポールに衣類をかけると、下の部分がぽっかり空いた状態になります。収納アイテムをうまくつかって、縦のスペースを有効活用しましょう。
なお、中段のある押し入れが、必ずしも収納力が高いとは言い切れません。例えば、高さのある掃除機を立てかけたり、吊り下げた状態で丈の長い洋服を収納したりするとき、押し入れでは中段が邪魔になる場合があります。押し入れにもクローゼットにもメリット・デメリットがあるため、双方の特徴を活かした収納を考えてください。
押し入れと比べたクローゼットのメリット
押し入れと比較したときの、クローゼットのメリットを解説します。
折れ戸のクローゼットは開口部が広い
クローゼットの扉には、押し入れのような引き戸タイプと、折れ戸タイプがあります。折れ戸タイプのクローゼットは開口部が広く、扉を全開にすると布団など大きなものも楽々取り出せます。また、収納全体を見渡しやすく、目的のものを速やかに出し入れ可能です。
一方、押し入れは、ふすまで収納の半分が隠されるため、布団の出し入れの際にふすまが邪魔になる場合があります。その上、押し入れは扉の開け閉めも面倒です。例えば、洋服と布団を左右に分けてしまっていたとしましょう。起床時に布団を片付けて着替える際に、「ふすまを開けて布団をしまい、いったんふすまを閉めてから反対側のふすまを開いて洋服を取り出す」といった、わずらわしい手間が発生します。
洋服を収納しやすい
クローゼットは服や靴を収納する場所です。そのため、大抵のクローゼットにはポールが設置されています。吊り下げ式の収納アイテムを使えば、バッグやスカーフといった小物も収納できます。
押し入れにはポールがありません。押し入れ用のハンガーラックも売っていますが、高さの問題でかけられる洋服は限られます。
狭いクローゼットに普段使いの布団を収納するアイデア
狭いクローゼットに、普段使いの布団を収納するアイデアを紹介します。省スペースにしまいつつ、出し入れしやすいように工夫しましょう。
1.丸めて固定して縦置きする
来客用やシーズンオフの布団は、丸めて縦置きにして収納することをおすすめします。上述したように、普通に布団を3つ折りして平置きしても、奥行きが浅いクローゼットには収納しきれません。
なお、湿気や汚れから布団を守るために、収納袋に入れた状態で収納しましょう。中身が分かるようにラベリングしておくと、必要になったときにスムーズに布団を取り出せます。
2.布団干しに引っかけてしまう
普段使いの布団なら、布団干しに引っかけてしまうという手もあります。布団干しにひっかけると、クローゼット奥行きを気にせずに済みます。また、布団を干したいときは、そのまま部屋に出しておけばよいでしょう。
3.キャスター付きラックに乗せる
仮に奥行きが広いクローゼットを使っていれば、3つ折りにして平置きした状態でも布団を収納できますね。そのままでもよいですが、普段の布団の出し入れを考えると、キャスター付きラックの利用をおすすめします。
キャスター付きのラックなら、布団を出し入れしやすい上に、クローゼット内を掃除しやすくなります。また、床に直置きせずに済むため、布団を汚れや湿気から守れます。
押し入れに布団をしまう方法については、こちらも参考にしてください。
押し入れに敷布団などを収納する方法は?快適な収納をかなえる便利アイテムも紹介
【番外編】クローゼット以外に布団を収納する方法
クローゼットが狭ければ、ほかの場所に布団をしまっても構いません。来客用やシーズンオフの布団や、普段使いの布団の収納アイデアを解説します。
1.クッションや座椅子などに活用する
来客用・オフシーズンの布団は、クッションや座椅子などに活用する方法があります。専用の収納ケースがあるので、目的に応じて用意しましょう。収納ケースにはさまざまなデザインのものがあるため、部屋に置いてもインテリアを損ないません。
2.布団専用タンス・ラックを買い足す
普段使いの布団をしまうスペースがない場合は、布団専用タンス・ラックを買い足して部屋に置きましょう。タンスやラックを置くスペースを確保する必要はありますが、一緒に日用品などもしまっておくと部屋をすっきりさせられます。
3.使わない布団は収納サービスに預ける
来客用・シーズンオフの布団なら、収納サービスを使ってもよいでしょう。洗濯したのちに布団を保管しておいてくれるサービスもあります。布団をメンテナンスできる点でも、収納サービスをうまく活用しましょう。
シェーンベルグの馬毛敷ふとん
きちんと大切に収納すると、布団は長持ちします。収納を見直すにあたって、敷布団を見直してみてはいかがでしょう。シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、天然繊維の馬毛をたっぷり使用しています。サポート力がある馬毛敷ふとんは、畳でもフローリングでも快適に眠れます。
クローゼット以外の収納も検討を。普段使いの布団を丁寧にしまいましょう
クローゼットは本来布団を収納する場所ではありません。きれいに布団をしまうには、クローゼットのメリットを活かして収納計画を立てましょう。3つ折りにこだわらず丸めて縦置きする、布団干しに引っかけてしまうなど、奥行きの浅さに注意して布団を収納してください。なお、クローゼットでも押し入れでも、湿気対策はマストです。
収納の見直しをきっかけに敷布団を買い換える際は、ぜひ、シェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。