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急な雨で敷布団・掛布団が濡れてしまったことはありませんか?濡れた寝具にそのまま寝てしまっては、健康が損なわれたり、悪臭や汚れが気になって眠れなかったりする恐れがあります。ここでは、敷布団・掛布団が雨に濡れたときの対処法を解説します。ぜひ、参考にしてください。
雨に濡れた敷布団・掛布団で寝てはいけない?
雨に濡れた敷布団・掛布団は、乾かしてから使ってください。布団の素材によるためなかなか難しいですが、洗えるとベストです。「少しだけ湿っているけれども空調が効いた部屋で使っていれば、そのうち乾くだろう……」と、そのまま使わないようにしましょう。
湿った敷布団・掛布団で寝ると、生乾きの悪臭が気になったり、カビやダニが発生して具合が悪くなったりします。「表面が若干湿っている」だけでも、すでに中綿にたっぷり湿気が溜まっているかもしれません。くれぐれも丁寧に寝具を乾かしてから使いましょう。
【少しだけ濡れた場合】雨に濡れた敷布団・掛布団の対処法は?
そこで今回は、どのように敷布団・掛布団を乾かせばよいか解説します。ただし、ここで紹介する方法は、あくまでも「少しだけ濡れた」ときの対処法です。
のちほど解説しますが、ゲリラ豪雨など突然の雨で寝具がびしょ濡れになったときは、クリーニングに出した方が無難です。
1.なるべく早く部屋にしまう
雨に気がついたら、できるだけ早く敷布団・掛布団を取り込みましょう。そもそも、雨がふりそうな湿っぽい日は、布団を外に干しても湿気を効率よく飛ばせません。リスクを避けるため、早めに室内に寝具を取り込んでください。
2.水分を拭き取る・絞る
タオルを敷布団・掛布団の濡れた部分に押し当てて、水を吸収させます。タオルで擦ってしまうと、記事や中綿が傷むためよくありません。湿っぽい部分は、タオルで挟んで絞り込むようにして水分を移します。
3.乾かす
ある程度敷布団・掛布団の水分を吸い取ったら、室内で乾かします。ただし、ただ室内に放置しているだけでは、しっかり乾くまでに2~3日かかることもあり、待っている間にカビやダニが発生してしまうかもしれません。
効果的な乾かし方はのちほど解説しますが、家で乾かせそうにない場合は、早めにクリーニングに出しましょう。
効果的な敷布団・掛布団の乾かし方
家で敷布団・掛布団を乾かすときの効果的な方法を解説します。
室内干しで乾燥させる
浴室乾燥機、除湿器、エアコンなどを使って乾かしましょう。部分的な方法ですが、ドライヤーを当てても水分を飛ばせます。ただし、火事などの危険がないように、ドライヤーを近づけすぎたり、付けたまま放置したりすることはやめましょう。
家庭用布団乾燥機で乾燥させる
布団乾燥機があれば、少々雨に濡れたくらいなら乾かせます。特にパワフルな衣類乾燥機能付き布団乾燥機があると心強いでしょう。
布団乾燥機は1台あると、天日干しをしにくい梅雨時や秋冬の寒い時期に重宝します。寝具に限らず衣類や靴などが濡れたときにも活躍しますよ。
コインランドリーで乾燥させる
コインランドリーが近くにあるなら、持ち込んで乾燥させましょう。可能なら、布団を洗ってしまい雨の汚れを落としてしまうと清潔に使えます。
ただし、敷布団や掛布団の素材によっては、コインランドリーの向き不向きがあります。詳しくは寝具の洗濯表示に従ってください。
大まかに、コインランドリーで洗える素材は以下のとおりです。
- 羽毛
- ポリエステル
- 木綿
- ナイロン
コインランドリーでタンブラー乾燥できる素材は以下のとおり。
- 羽毛
- ポリエステル
- 木綿
- 羊毛
寝具をコインランドリーで洗濯・乾燥させる方法について、詳しくはこちらの記事も参考にしてください。
敷布団は乾燥機にかけられる?コインランドリーの使い方・使えない場合の方法も解説
自宅で雨に濡れた敷布団・掛布団を乾かすときの注意点
自宅で雨に濡れた敷布団・掛布団を乾かしても、臭いや汚れが残ってしまう場合があります。雨には大気中の汚れが含まれています。本当は、上述したように洗濯した方がきれいに使えます。
また、じっとり濡れた敷布団は重く扱いにくい上に、乾くまで時間がかかって部屋のスペースを圧迫してしまいます。
雨に濡れた敷布団・掛布団の対処法はクリーニングがおすすめ
敷布団・掛布団が雨に濡れたときは、クリーニングがおすすめです。クリーニングに出すメリット、クリーニングにかかる日数の相場、費用相場を紹介します。
クリーニングに出すメリット
敷布団や掛布団をクリーニングに出すメリットは、以下のとおり。雨に濡れたとき以外にも、季節の変わり目などに利用することをおすすめします。
- 雨の汚れや、日常で不着した汚れもきれいにできる
- 大きな寝具、重い寝具でも洗ってもらえる
- 素材に合わせて丁寧に対応してもらえる
- 店舗に持ちこむ、集配サービスを依頼する以外の手間を省ける
近年は、集配サービスのあるクリーニングサービスもあります。車を持っていない、忙しくてクリーニング店に持って行く時間がない、という人は積極的に利用するとよいでしょう。
クリーニングにかかる日数の相場
クリーニングにかかる日数は、早ければ2週間程度、時間がかかるときは1ヶ月程度です。自分でコインランドリーを使って洗濯する場合と比べると、かなり長期間寝具を預けなければいけません。集配サービスの場合は、心もち日数が短縮される場合があります。
クリーニング中の寝具レンタルサービス
クリーニング中に代わりの寝具がない人は、代替品をレンタルさせてくれるクリーニングサービスへの依頼をおすすめします。
寝袋や来客用の寝具などがあれば、クリーニング中の寝具に困らないでしょう。しかし、余分な寝具を持っている人は少ないかもしれません。また、あり合わせの寝具で寝るよりも、レンタル品の質のよい寝具で寝た方が安眠できると考えられます。
クリーニングにかかる費用相場
布団1枚をクリーニングに出すと、4,000~8,000円程度かかります。敷布団と掛布団のセットなら、8,000~1万6,000円くらい。また、複数枚出すと割引を受けられる場合もあります。
ゲリラ豪雨で布団が雨に濡れる可能性
ウェザーニュースが発表した「ゲリラ豪雨傾向2023」では、7~9月のゲリラ豪雨は、全国でおよそ5万7千回発生すると予想されていました。このままではかなり大きな数字です。
報告では地域別のゲリラ豪雨の回数も、記載されていました。一部抜粋します。
- 東京都は680回(前年比0.7倍、例年比0.8倍)
- 愛知県は790回(前年比0.5倍、例年比0.7倍)
- 大阪府は240回(前年比0.4倍、例年比0.6倍)
地域差はありますが、天気のよい日に寝具を干していて雨に遭う可能性は、十分にあるといえるでしょう。
※参考:今年のゲリラ雷雨 総発生回数は5.7万回予想 ピークは8月中旬〜9月上旬 - ウェザーニュース
敷布団・掛布団を雨に濡らさないためには室内干しがおすすめ
このように、布団が編めに濡れる可能性は、低いとはいえません。「ゲリラ豪雨でせっかく干した布団が台無しになったらどうすればよいだろう……」と考えている人もいるでしょう。
そもそも、敷布団・掛布団を外に干さなければ、寝具を雨に濡らさずに済みます。室内干しでも、風通しがよい環境なら寝具の湿気を飛ばせます。また、太陽光にあてなければ、側生地や中綿を傷めずに済みます。地域の環境にもよりますが、花粉や砂ぼこりで寝具が汚れる心配もありません。
雨に遭遇する前に、寝具の干し方を見直してみましょう。
雨に濡れた敷布団を買い換えるならシェーンベルグの馬毛敷ふとんがおすすめ
クリーニングに出すなど、適切な対処をすれば雨に濡れた敷布団・掛布団でも十分使えるでしょう。しかし、もし布団を買い換える場合は、シェーンベルグの馬毛敷ふとんをおすすめします。
シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、ヨーロッパの伝統技術を受け継ぐ職人が丁寧に製造しています。カールされた馬毛は心地よいサポート力で、ベッドの上でも床の上でもしっかり体を支えます。質のよい睡眠に向け、ぜひシェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。
なお、シェーンベルグは掛布団や各種寝具を取り扱っています。詳しくはこちらからご覧ください。
高級寝具(羽毛布団・馬毛枕・シーツ)のシェーンベルグ通販オンラインショップ
雨で敷布団・掛布団が濡れたらクリーニング推奨!
敷布団・掛布団が濡れたらクリーニングを推奨します。少し濡れた程度なら自宅でも乾かせる可能性がありますが、汚れは気になるでしょう。集配サービスや寝具をレンタルできるクリーニングサービスなら、手間なく不便を感じずに利用できます。
また、敷布団・掛布団の買い換えを検討中の人は、ぜひシェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。