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抱き枕のメリット!安眠ができる理由と適切な選び方

by nakanishi on January 11, 2022

抱きしめて寝ると不思議な安心感を覚え、ぐっすりと眠れる抱き枕。そんな抱き枕には、眠りに関わるさまざまなメリットがあります。しかし自分に合った正しい抱き枕を選ばないと、そのメリットを活かしきれない可能性もあるため注意が必要です。

そこでこの記事では、抱き枕だから得られるメリットと抱き枕の選び方のポイントについて、ご紹介します。

抱き枕のメリット

抱き枕のメリット!安眠ができる理由と適切な選び方

抱き枕を「ベッドに置いておくと邪魔になりそう」「寝るスペースが狭くなる」と敬遠する人は少なくありません。

しかし抱き枕には、通常の枕とは違うメリットがあります。

 

抱き枕を使うことでどのような良い効果が得られるのか、メリットの内容を見てみましょう。

肩や腰の負担が減る

横向きで眠る人は抱き枕を使うことで、睡眠時における肩・腰の負担が減らせます。

横向きになって寝ているとき、上側にある腕と足は敷布団・マットレスから離れた位置にあります。寝具に預けようとすると腕と足の重みで肩・腰が下に引っ張られてしまい負荷がかかるため、人によっては横向き寝に寝づらさを感じてしまうでしょう。

横向き寝をする人が朝起きたときに体のだるさを感じる原因の多くが、この上側にある腕・足の重みと言えるでしょう。

抱き枕を抱えることで、上の足と腕がひっぱられずに安定するため、肩と腰の負担が減らせます。

いびき対策

仰向けで寝ると舌やのどの筋肉が緩み、気道が圧迫されていびきが発生しやすくなるとされています。抱き枕で横向き寝を安定させることで、いびき対策にも効果が期待できるでしょう。

リラックスができる

人は何かを抱きしめたり抱えたりすることで、安心感を得る傾向が強いとされています。安心感を得る理由は、胎児のころの体勢や幼いときに抱きしめられた記憶がそうさせる、などさまざまです。

抱き枕を抱きしめながらベッドに入れば、懐かしい安心感に包まれた状態で眠りにつけます。

眠る前にいろいろ考えすぎてしまったり、気持ちがソワソワして眠れない、ということが多い人は抱き枕を活用してみてはいかがでしょうか。

妊婦の眠りをサポート

抱き枕のメリット!安眠ができる理由と適切な選び方

お腹が大きくなった妊婦さんは、眠るのも一苦労です。仰向き姿勢で寝ると大きなお腹のせいで呼吸が浅くなったり、かといって横向き姿勢では上側にある腕や足がお腹を圧迫してしまったりするためです。

妊婦さんの睡眠にも、抱き枕が役立ちます。上側の腕・足の置き場所ができるため、これまでのような睡眠時におけるお腹の苦しさが軽減されるでしょう。妊娠中は睡眠時でも胎動で目が覚めてしまったり、日中も体が重くて疲れてしまったりと、体力が削られていくもの。

眠るときは少しでも快適な睡眠が得られるよう、抱き枕の活用をおすすめします。

 

抱き枕選びで大切なポイント

抱き枕のメリット!安眠ができる理由と適切な選び方

ここからは、抱き枕を選ぶうえで大切なポイントについてご紹介します。

抱き枕を導入しようか迷っている人は、ぜひ、参考にしてください。

1. 形状

三日月型や円柱型、アルファベットのL字型やP字型など、抱き枕の形状はさまざまです。しかしどの形が寝やすいのかという答えはなく、その人の体型や寝姿勢、普段使用する枕の高さや硬さ、ベッドの大きさなど数々のポイントから形状を決める必要があります。

いろいろと考える点が多い抱き枕の形状ですが、抱き枕初心者さんであれば、まずは「枕と抱き枕を一体にするか」という点から考えてみましょう。

もし抱き枕に頭ごと預けたいのであれば、三日月型やL・P字型など、頭を乗せることを計算して作られた形状がおすすめです。

枕は普段のものを活用し、腕や足の置き場として抱き枕を活用したいのであれば、円柱型やゆるいカーブを描いたS字型が使いやすいと言えます。

このように枕としての使用の可否で、ある程度抱き枕の形が絞れてくるでしょう。

2. 厚み

抱き枕選びで形状同様に大切なのが、厚みです。

厚みがありすぎる抱き枕では、上にある腕と足を適度な位置で受け止めることができず、体に不可を与えてしまいます。逆に薄すぎれば体を支えられず、無いのと変わらない……なんてことにもなりかねません。

どの程度の厚みが良いかは人によるため、まずは自分の好みを把握することが大切です。

好みの厚さを見つける方法として、厚めの毛布を活用してみましょう。まず毛布を適当な厚さになるように畳んで、抱きしめて寝てみてください。心地良い厚みを見つけるまで、幾度か調整をしてみましょう。好みのサイズがどの程度かわかったら、抱きしめていた毛布の厚みを測ってみましょう。

抱き枕選びの際に、測った毛布の厚みに近い製品を選ぶと失敗が少ないでしょう。

3. 触り心地

抱き枕は体全体で包み込むもの。そのため肌に触れた感触は、寝心地の良さを左右します。

タオル地やぬいぐるみ素材、冷感素材など、使用する季節を考慮した上で自分好みの触り心地の抱き枕を選びましょう。

また、触り心地を考慮する際、一緒に視野に入れるべきポイントが「お手入れのしやすさ」です。触り心地が良くても家庭で洗濯ができなかったり渇きにくかったりとお手入れがしにくいのでは、清潔に使うことが難しくなります。

清潔な抱き枕を安心して使えるように、触り心地とお手入れのしやすさは並行して考えると良いでしょう。

サイズ

抱き枕のサイズは、自分の体に合わせて選びましょう。

最低でも腕と片足が乗せられるだけの長さが必要なため、自分の身長-30cmを基準に考えると失敗が少ないです。

加えて抱き枕選びにはベッドのサイズも無視できません。普通体型の女性&男性なら、シングルベッドで抱き枕と一緒に寝ても窮屈さは感じにくいと言えます。

しかしもう少し大柄な人+シングルベッドであれば、抱き枕が邪魔になってしまい、寝返りを打ちづらく感じるかもしれません。その場合、抱き枕はややスリムなサイズを選びなおかつ寝返りがうちやすい円柱型を選択するといったふうに調整をすると、ベッドで狭さを感じることも減るでしょう。

抱き枕でも安眠ができない場合

抱き枕のメリット!安眠ができる理由と適切な選び方

抱き枕は眠りの質を上げたい人におすすめの睡眠アイテムです。しかし抱き枕だけでは睡眠の改善ができない、といったケースも珍しくありません。

そもそも抱き枕と一緒に使用している寝具が、体との相性が合っていないことも考えられます。抱き枕だけでは眠りの改善に不安が残るという人は、普段使いの寝具や枕の見直しも行うのがおすすめです。

抱き枕のメリット!安眠ができる理由と適切な選び方

シェーンベルグの馬毛枕は、使う人の体型や姿勢を選ばず、心地良く肩から上を包み込むのが特徴です。そのため抱き枕と合わせて使えば、寝姿勢がより安定します。熱がこもりにくいため、季節を問わず使えるのも魅力です。

メンテナンスもほとんどいらず、1度購入をすればずっと使えるため、寝具の買い替えの際には検討をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

抱き枕は寝姿勢を整えて、心地良い眠りを提供してくれます。しかしサイズや素材、硬さなどが合っていないと、期待した効果は得られないでしょう。

自分に合った抱き枕を選択して、眠りに関する悩みを軽減させましょう。

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