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寝心地が悪いときは、寝具に問題がある可能性があります。疲れが取れないと活発な活動ができません。特に、枕が合わないと、肩こりや頭痛、いびき、不眠などの問題が発生します。ここでは、寝心地の悪さを改善したい人に向け、枕の探し方を紹介します。
現代人は寝心地に悩んでいる?
健やかに眠れていない、寝ても疲れが取れた気がしないと考える人は多いと考えられます。
国民健康・栄養調査結果の概要によると、男女とも一週間の就業時間が多い人ほど、睡眠で疲れが取れていないと訴える割合が多い傾向です。週に60時間以上就業する人のうち、疲れが取れていないと答えた人は、男性で42.2%、女性で32.8%となっています。
平成28年社会生活基本調査の結果によると、10歳以上の日本人が寝る時間は、1日あたり7時間40 分だそうです。限られた睡眠時間でより疲労を回復するために、寝具の寝心地を改善してみませんか?
※出典:(「平成28年社会生活基本調査結果」(総務省統計局))
寝心地を改善する枕の探し方
寝心地を見直すといっても、マットレス、敷パッド、ふとん、毛布などさまざま寝具があります。ここでは、枕にこだわって寝心地を改善する方法を紹介します。
1.枕の高さにこだわる
高さが枕の寝心地を左右する理由
枕選びで高さが重要ということは、多くの人が理解しているのではないでしょうか。高さが合わなければ、無理な姿勢で寝るため体が歪んだり、腰や肩に負担がかかったりする可能性があります。いびきや頭痛といった不具合も心配です
素材のやわらかさと高さの関係
可能であれば、低反発枕のような沈み込みやすい素材は、高さ調整シートが付属している商品をおすすめします。やわらかい素材は沈みやすいためです。オンラインで枕を購入するとき、高さを数値でチェックすることはできても、沈み込む具合はわかりません。底付き感があると、素材がやわらかくても気持ち良さを感じられません。
2.蒸れにくい素材を選ぶ
ダウンやフェザー、馬毛など、天然素材の枕は蒸れにくい傾向です。人は寝ているときにコップ1杯分の汗をかくとされています。汗をかくと、頭部の熱が奪われ自然と眠くなります。つまり、蒸れやすい枕では、うまく眠れません。蒸れやすい枕は、頭皮の環境や肌にも悪影響です。
しかし、通気性や吸湿性などが悪くても、感触やサポート力が好ましい化学素材は多いものです。特に、ウレタンやポリエステルなどの化学素材は広く流通しています。化学素材の枕を選ぶときは、蒸れにくい工夫がされている商品を選びましょう。
蒸れにくい工夫には、素材にスリットやピンホールが空いている、素材がメッシュ状に加工されている、などが挙げられます。
3.ピローケースの素材にもこだわる
ピローケースは、枕本体を汚れや湿気から守る大切な寝具です。ピローケースを選ぶポイントは、以下の3つです。
- 吸放湿性と通気性
- 肌触り
- デザイン
一般的に天然素材のピローケースであれば、吸放湿性と通気性は良好です。リネンやコットン、シルク。冬には保温性の高いウールもおすすめです。
ピローケースには摩擦の少ない素材が向いています。シルクやコットンなど、肌や髪に余計なストレスがかからないものを選びましょう。
安眠のためには、ピローケースの色味も大切です。寝室のインテリアとの兼ね合いもありますが、落ち着いた色の枕は気持ちをリラックスさせてくれます。青系やアースカラーなどの色味を選びましょう。
4.後頭部の形に合わせる
後頭部がフラット(絶壁)気味な人と、丸みを帯びている人とでは、選ぶべき枕の形が変わります。特に硬めの枕を選ぶときは要注意です。合わない枕では、頭部の突き出た部分が圧迫され痛みを感じてしまいます。
日本人は、後頭部がフラット気味な人が多い傾向です。中央部が極端に凹んでいる枕は、形が合わない恐れもあるため、試しに頭をあててみてから購入をおすすめします。パイプやビーズなど、微小な素材を使った枕も、自分で枕の形を整えられるため使いやすいと考えられます。
5.ストレートネックは形成外科への相談も検討
ストレートネックは、パソコンやスマートフォンを見る時間が多い人がかかりやすい症状です。最初は肩こりや頭痛程度でも、症状が悪化すると手足のしびれなどに発展する恐れがあります。
ストレートネックには枕を使わないほうが快適という意見もあります。しかし、おすすめはできません。なぜなら、枕がなければ頭が安定しないためです。ストレートネックを改善する方向で、形成外科への相談も視野にいれつつ枕を選びましょう。
6.アレルギーのリスクを抑える
アレルギーのリスクがある人は、肌が刺激を受けたり、ぜんそくが起きたりする恐れがあります。以下の枕がおすすめです。
- 丸洗いできる枕
- アレルギー源が含まれていない枕
- ホコリが出にくい枕
丸洗いできる枕としては、高反発ファイバーやパイプなどがおすすめです。洗えない素材を選ぶ場合は、ピローケースをかけて使いましょう。高密度に織られたピローケースであれば、ダニが枕本体に侵入しません。また、すでに枕本体にダニがいたとしても、エサとなる汚れが内部に入らないためダニの繁殖を阻止します。
そばがら、ラテックスはアレルギーを引き起こします。羽毛はきちんと処理がなされていれば問題ありませんが、粗悪な商品には鳥由来のタンパク質が付着している恐れがあります。また、側生地から羽毛が飛びでて刺激する恐れもあるため、品質を見極めて購入しましょう。側生地がしっかりしていれば、ホコリの発生も防げます。
【番外編】キャンプで寝心地の良い枕とは?
コロナウイルス感染症の蔓延をきっかけに、三密を回避できるアウトドアに興味をもつ人が増えています。キャンプには、荷物にならないコンパクトな枕が重宝します。ただし、オートキャンプなら、荷物が多少増えても問題ありません。寝床が変わってしまうと眠れない人は、普段使っている枕を持っていくという手もあります。
キャンプに使える枕には、以下のタイプが挙げられます。
- 手動吸入タイプ
- 自動膨張タイプ
- スポンジ式タイプ
手間なく膨らませたいなら自動膨張タイプ、クッション性を求めるならスポンジ式タイプがおすすめです。もっともコンパクトにできる枕は、手動吸入タイプです。
シェーンベルグの寝心地がよい枕3選
シェーンベルグは、天然素材を使った枕を数多く取りそろえています。いずれも寝心地の良い枕ですが、今回は一部の商品についてご紹介します。
馬毛枕
天然素材である馬毛には、心地よい睡眠に必要な吸湿性・通気性・弾力性・発散性・耐久性と寝具に必要なあらゆる特長が備わっています。後頭部の形にもよりますが、枕の形状は、心持ち中心がくぼんだ設計となっており、仰向けでも横向けでも快適に眠れます。
枕の高さが合わないときは、高さや硬さの調整にも対応可能です。また、メンテナンスをすれば半永久的に使っていただけます。ご購入からメンテナンスまで、お気軽にご相談ください。
ヴァイッヒ枕
ヴァイッヒとは、ヨーロッパ産ホワイトグースのダウンを指します。ダウンは、水鳥の胸の部分から採取されたふわふわした綿毛のような素材です。
ホワイトグースダウンは空気をたくさん含むため、ふっくらとした感触です。シェーンベルグのダウンは丁寧に処理されているため、アレルギーやニオイの心配がありません。安心してお使いいただけます。
フェザー枕
シェーンベルグは、翼から採れるビッグフェザー、腹部から採れるスモールフェザーを混ぜて、ボリュームのある枕をつくりました。フェザー枕はダウン枕よりも弾力性があります。
枕は安眠に欠かせない寝具。素材や頭の形などにこだわりましょう
寝心地を改善するために、枕を見直しましょう。枕本体の素材やピローケース、頭の形などを考慮して枕を選んでください。
シェーンベルグでは、馬毛、ダウン、フェザーなど多くの天然素材の枕をご用意しています。吸湿性・放湿性・通気性などが良好な天然素材の枕を、ぜひ、お試しください。