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6畳の寝室に布団を敷くときのレイアウトは?何人で眠れるか・快適に眠るコツも解説

by 山内由佳 on October 13, 2023

家族で一緒に6畳の1つの寝室を使いたい人、ワンルームや1Kの新居に引っ越す予定がある人は、どのように寝室のレイアウトを考えていますか?適当に敷布団を敷いたりベッドを配置したりすると、安心して眠れなかったり、睡眠の質が低下する恐れがあります。

特にベッドは容易に動かせないため、日常生活の利便性も考慮してレイアウトを考えなければいけません。ここでは、6畳の寝室に布団やベッドをレイアウトするときのコツ・快適に眠るコツを解説します。ぜひ、参考にしてください。

 

【物件で異なる】6畳の面積と広さ

一般的な6畳は、図のように畳をレイアウトします。地域によって畳1枚の大きさは変わるため、部屋の面積も異なります。物件ごとに多少の差はありますが、主な畳の尺度単位と、6畳分の面積とサイズは以下の通り。

  • 団地間:約8.66  約340cm×255cm、団地や公営住宅で見られる
  • 江戸間:約9.29㎡ 約352cm×264cm、東日本で見られる
  • 中京間:約9.95㎡ 約364cm×273cm、東海地方などで見られる
  • 京間:約10.94㎡ 約382cm×286cm、西日本で見られる 

6畳の寝室は大人2人に適したサイズ

シングルサイズの敷布団は、一般的に約100cm×210cm。シングルサイズのベッド(マットレス)は、約190cm×215cmです。

寝具を横に並べると2m四方になるため、団地間でも大人2人が並んで眠れます。余ったスペースを通路とすれば余裕を持って寝室に出入りできるでしょう。

寝具を3つ横方向に密着させて並べると、大人2人に加え、子ども12人も眠れると考えられます。

布団を3つ並べると窮屈に見えるのではと心配な人は、ファミリー用の幅広い敷布団を検討してみるとよいでしょう。また、シングルサイズよりも幅がやや狭いジュニアサイズの敷布団を用意するという手もあります。

 

6畳の寝室に布団を4つ並べて寝ている家庭もある

オンラインで調べたところ、6畳の部屋に布団を4つ並べて寝ている家庭を見つけました。まず、寸法が長い壁に沿わせて、3つ布団を並べます。壁の近くに足または頭を持ってくるイメージです。そうすると、もう片側の壁側にスペースが残っていますね。そこに3つの布団とは縦横を逆にして布団を敷いて、もう1人が眠るスペースを作ります。

ただし、実際にこのレイアウトを採用した家庭では、寝室に大きな家具を置けないうえに、壁に布団を押し当てて眠っていました。ある程度子どもが大きく育ってから家族一緒に眠りたいなら、6畳以上の部屋を確保した方がよさそうです。

 

6畳寝室は布団をどう敷く?レイアウトのコツ

大人2人と子ども12人が寝るときを想定して、布団やベッドをレイアウトするコツを紹介します。

 

敷布団同士の隙間を埋める

ファミリーサイズの敷布団で寝るなら問題ありませんが、個々の敷布団を並べるときは隙間を埋めておきましょう。隙間が空いていると寝返りを打った拍子に体が隙間に挟まってしまいます。窮屈な体勢のまま寝続けると寝返りを打てず体を傷めてしまうでしょう。

敷布団やマットレスの隙間を埋める「スキマパッド」を使う、大きなシーツで覆うなどして寝具同士の隙間を埋めましょう。

 

赤ちゃんがいるときは添い寝グッズを使う

赤ちゃんが小さいときは、隣で大人と並んで寝かせているという人も多いのではないでしょうか。小さな赤ちゃんの体を守るために、ぜひ添い寝グッズの使用をおすすめします。

眠っているときは無意識のため、寝返りを打って赤ちゃんに覆いかぶさっても気がつかないかもしれません。また、寝相の悪さでお互いに不満を感じることもあります。

赤ちゃんの周囲をガードする商品などを使うと、一緒の布団でも、落ち着いて気持ちよく眠れますよ。敷布団とマットレス、両方で使えるものが多いため、ぜひ検討してみてください。

 

寝室には大きな家具を置かない

上述したように、布団を3つ、4つ並べると、6畳の部屋はいっぱいになってしまいます。通路を確保するなら、タンスを1つ置けるかどうか……というくらいではないでしょうか。

どのような家具を置くか悩むくらいなら、いっそのこと、寝室には大きな家具を置かないと割り切ってしまいましょう。夜は寝室として使用し、日中はプレイルームとして子どもを遊ばせたり、布団や洗濯物を干す部屋として使ったりすれば、家具がない方がのびのび過ごせますよ。

 

6畳ワンルーム・1Kでは布団どこに敷く?レイアウトのポイント

6畳ワンルーム・1Kの物件は、1人暮らしをする人にとって一般的な物件です。リモートワークやオンライン授業が行われていれば、ほぼ1日部屋にいるケースもあるでしょう。布団やベッドのレイアウトに関して、快適に暮らすためのコツを解説します。

 

窓の近くには布団を敷かない

窓の近くは外の光や気温の影響を受けやすいため、布団やベッドを置くにはおすすめできません。窓ガラスやサッシの部分は断熱性が低く、隙間風が気になる場合があります。また、集合住宅では窓の外が共用通路になっており、人通りやライトの明かりで、落ち着けないかもしれません。

間取りの都合で難しい場合は、厚めのカーテンを使う、窓ガラスに断熱フィルムを貼るなどして安眠できるように対策しましょう。

 

部屋の中心に家具を置かない

部屋の中心部はできるだけ開けておくと、部屋が広く見えます。窓へ視線が抜けるようにベッドや家具を配置するとよいでしょう。布団を敷く場合も、部屋の中心を開けておけば毎晩家具を動かす必要がなくなります。

 

間仕切りを置いてベッドをゾーニングする

こちらは、ベッドを置く人へのアドバイスです。上述したように、ワンルームや1Kは寝室兼居室として部屋を使用します。日中にベッドが目に入ると、生活にメリハリがなくなってしまうかもしれません。

薄い棚などでゾーニングして、日中は布団やベッドが目につかないように工夫しましょう。大き過ぎる家具を運び入れると、生活スペースが狭くなってしまうため、気をつけてください。

 

ベッドを玄関から隠す

こちらもベッドを置く人へのアドバイスです。ベッドが玄関から丸見えになると、人によっては落ち着かない気分にさせられるでしょう。来客時も、生活感が出てしまって気まずい思いをするかもしれません。家具やパーテーションなどをうまく使うと、玄関からベッドを隠せます。

 

6畳フローリングで敷布団を敷くときに快適に眠るコツ

フローリングの床に敷布団を敷くときのポイントを紹介します。畳と比べると、フローリングの部屋では湿気による環境悪化が懸念されます。除湿マットやすのこなどで湿気対策をして、快適な環境で眠りましょう。

 

除湿マットを敷く

敷布団とフローリングの間は湿気が溜まりやすいため、除湿マットを敷いて湿気を吸収させましょう。ナチュラルな雰囲気が出る「い草ラグ」もおすすめです。天然素材のい草は、吸湿・放湿性に優れます。

 

すのこを敷く

敷布団の下にすのこを敷いておけば、フローリングと敷布団の間に風の通り道ができます。また、おしゃれなすのこのベッドフレームを使えば、敷布団を敷きっぱなしでもだらしなく見えません。折りたたみ式のベッドフレームなら、布団干しと陰干ししたいときに重宝しますよ。

 

シェーンベルグの馬毛敷ふとん・馬毛敷パッド

シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、しっかりしたサポート力があり、フローリングでも畳の部屋でも快適に使えます。馬毛は吸湿性・放湿性に優れ、通気性も良好。へたってきたときは無料でメンテナンスを承りますので、お気軽にご相談ください。サイズは、シングル(100cm×200cm)、セミダブル(120cm×200cm)、ダブル(140cm×200cm)、クイーン(160cm×200cm)、キング(180cm×200cm)の5種類です。

 

ベッドフレームでマットレスと合わせて使いたい人には、馬毛薄敷パッドもおすすめしています。サイズ展開は、敷ふとんと同じです。

 

シェーンベルグの馬毛敷ふとん馬毛薄敷パッドはこちら

 

6畳の寝室は1~2人に適した広さ

6畳の寝室は大人12人と子ども12人程度に適した広さです。それ以上の人数で寝る場合は、8畳など大きめの部屋で寝ることをおすすめします。敷布団同士の間をスキマパッドで埋める、赤ちゃんがいる人は添い寝グッズを使うなど、便利なアイテムを使うとより快適に眠れます。

6畳ワンルーム・1Kで暮らしている人は、窓の近くは避け、ベッドや布団が日中に目に入らないようにゾーニングすると快適に暮らせますよ。今回紹介したポイントを押さえて、布団やベッドのレイアウトを考えてみましょう。

おすすめ商品

馬毛敷ふとん

馬毛敷ふとん

150年以上の歴史を持つオーストリアのmoosburger(モースブルガー)社の馬毛敷ふとんです。

弾力性・吸湿性・発散性・耐久性に優れた馬の尻毛を使用し、こだわりの製法で一枚ずつ手作りされています。硬いながらも優しく包み込むような独特のフィット感が特長。

肉体労働やオフィスワークで体の痛みが気になる方はもちろん、ケガや病気で寝たきりの方にもおすすめできます。ベッドだけでなく、畳やフローリングの上でも使用可能です。

馬毛敷ふとん(ソフトタイプ)

馬毛敷ふとん(ソフトタイプ)

150年以上の歴史を持つオーストリアのmoosburger(モースブルガー)社のロースハー(馬毛)を使用した薄敷パッドです。

馬毛は吸湿性・通気性・弾力性・発散性・耐久性などあらゆる特長を兼ね備えており、ヨーロッパでは高級寝具の中材として古くから使用されてきました。

体をしっかり支えてくれるので、寝返りの回数が気になる方や腰痛の方には特におすすめできます。定期的なメンテナンスにより、半永久的にお使いいただくことが可能です。

Bioベッドパッド

Bioベッドパッド

オーストリアの老舗ブランドであるHEFEL(ヘッフェル)社の「リヨセル」を使用したオーガニックなベッドパットです。

リヨセルとはユーカリの木を原料にしてつくられた植物再生繊維です。吸湿・発散性が高いため、寝ている間にかく汗を素早く吸収し発散してくれます。

また、消臭効果にも優れており、ダニや菌などの繁殖を防ぐ効果もあります。植物繊維を糸にした素材で薬品不使用のため、動物繊維が苦手な方やアレルギー・敏感肌の方はもちろん、赤ちゃんにも安心してご使用いただけます。

羊毛ベッドパッドLilie

羊毛ベッドパッドLilie

オーストリアの老舗ブランドであるHEFEL(ヘッフェル)社の羊毛ベッドパットです。

中綿には保温性・吸湿性に優れたフランス産の天然羊毛を100%。側生地には通気性・吸湿性に優れたコットントリコット素材を100%使用しています。化学的な加工は施していないので、肌に優しく安心です。

夏は汗や湿気をしっかりと吸い取り、冬は暖かく体を守ってくれてますので、オールシーズンお使いいただけます。通常のドライクリーニングが可能なので、お手入れも簡単です。

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