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仰向けに適した枕は高さ・サイズ・素材がポイント│おすすめの枕も紹介

by 山内由佳 on April 10, 2022

枕選びの際には、寝方は関係するのでしょうか。眠っているときは意識がないため、自分がどのように寝ているかはわかりません。そのため、適当に仰向けに適した枕を選んでも、よく眠れない可能性があります。

 

ここでは、仰向けに適した枕について、高さやサイズ、素材について解説します。おすすめの枕も紹介するので、枕選びにお役立てください。

 

枕が必要な理由

枕が必要な理由は以下のとおりです。

 

  • 首筋の隙間を埋め、頭から首にかけて姿勢を整える
  • 寝返りをサポートする
  • やわらかな素材により、肩から頭にかけて痛くなりにくい

 

枕がなくても眠ること自体は可能です。しかし、起きてから頭痛や肩こりに悩まされたり、眠りが浅くなったりする恐れがあります。

 

また、頭の形や好み、体格はひとそれぞれ。心地よい眠りを得るためには、自分に合う枕を手に入れる必要があるという訳です。

 

仰向けに適した枕の選び方

仰向けで寝がちな人が、枕を選ぶ方法を紹介します。

 

高さやサイズ

仰向けと横向きでは、ちょうど良い枕の高さが異なります。仰向けのときは、首のくぼんだ部分がどのくらいかを計測し、その長さに1~2cmプラスした数値が理想の枕の高さとなります。1~2cmをプラスする理由は、自重による枕の沈み込みを考慮するためです。

 

自分に合う高さの枕を使うと、立っているときと同じように、脊椎のカーブが維持されます。枕の高さが合わなければ、素材の出し入れ、高さ調整シートの活用などで微調整してください。

 

枕のサイズは、寝方に関係なく、頭を3つ横に並べた分の広さは最低限必要です。寝返りを打ったときに頭が枕から落ちないようなサイズを選びましょう。

 

素材

素材の特徴を知り、寝心地の良いもの、メンテナンスが簡単なものを選びましょう。

 

硬めで弾力がある素材は、そばがら・パイプ・高反発ファイバー・高反発ウレタン・馬毛などです。柔らかめでフィット感がある素材には、低反発ウレタン・ポリエステルわたなどが挙げられます。

 

吸湿性・放湿性も、素材によりけりです。一般的には、化学素材と比べると天然素材のほうが吸湿・放湿性は良好です。

 

ストレートネックの人が仰向けに寝るときは枕が不要?

ストレートネックの人は、枕が合いにくいと感じがちです。普通の人は、首の後ろがくぼんでいて、頸椎が曲線を描いています。一方、ストレートネックの人は、頸椎がまっすぐに伸びています。そのため、枕のように、首を支えるものを使うと、無理矢理首が持ち上げられて気持ち悪さを感じる場合があります。

 

以下では、枕を使わない場合のメリット・デメリットを紹介します。

 

仰向けで枕を使わないメリット

仰向けて枕を使わなければ、以下の3つのメリットが得られる可能性があります。

 

  • 首の傾きが矯正
  • いびきや肩こりが改善する可能性がある
  • 首元のシワ対策ができるメリット

 

仰向けで枕を使わないデメリット

以下の3つのデメリットが考えられます。

 

  • 起きたときに首や肩が痛む
  • 寝返りがしづらい
  • 顔がむくみやすい

 

マットレスや敷布団の硬さにも関係しますが、枕がないと、寝返りを打ちにくくなる人もいます。寝返りが阻害されると、起きたときに体が痛くなりがちです。

 

ストレートネックの自覚症状があるなら、形成外科の受診をおすすめします。枕に関するアドバイスももらいましょう。

 

仰向け・横向きに対応した枕がおすすめ

仰向けで一晩中寝ていれば、上述したように高さやサイズ、素材に注目して枕を選ぶと良いでしょう。

 

しかし、人は一晩に何回も寝返りを打ちます。入眠時には仰向けで寝ていたとしても、睡眠中に横向きになっている時間も決して少なくないはず。つまり、本当に眠りやすい枕とは、仰向けでも横向きでも対応できる枕と言えます。

 

仰向け・横向きに対応した枕6選

以下では、仰向け・横向き寝の両方で使える枕について、素材や高さ・サイズを踏まえて紹介します。

 

トゥルースリーパー セブンスピロー ウルトラフィット【ショップジャパン】

背中までゆるやかにカバーするサイズの枕には、体に接触する部分にスリットが入っています。スリットが頭から背中にかけてのフィット感を高め、仰向け・横向き問わず快適に眠ることが可能。また、ウレタン特有の通気性の悪さも、スリットがカバーしてくれます。高さ調整シートが付いているため、好みの高さに調整して使いましょう。

 

  • 素材:ウレタンフォーム
  • サイズ:縦 680mm×横 900mm・縦 680mm×横 900mm・縦 680mm×横 900mmの3種類
  • 高さ:一律で最大高さ 100mm(高さ調整シート含まず)

 

トゥルースリーパー セブンスピロー ウルトラフィット【ショップジャパン】

 

エアー4D ピロー【西川】

点で支えるマットレスで有名な西川のエアーシリーズ。エアー4D ピローは、ウレタンフォーム・ウレタン樹脂・ウレタンゲルなどさまざまな素材を使いわけた枕です。ウレタンの体圧分散性を活かしつつ、熱のこもりやすさを冷却特性のあるウレタンゲルがカバー。また、頭部が触れる部分はメッシュ構造で、通気性も確保しています。

 

枕は両サイドが盛り上がっており、横向きになったときは背骨から頸椎にかけてまっすぐな姿勢をキープできます。

 

  • 素材:ウレタン系素材
  • サイズ:縦 380mm×横 630mm
  • 高さ:110mmと130mmの2種類

 

エアー4D ピロー【西川】

 

オリジナルネックピロー【テンピュール】

オリジナルネックピローは、側面から見ると首をあてる部分が盛り上がったウェーブ状をしています。テンピュールはNASAが認める独自開発の低反発素材で、頭の形に合わせて快適にフィット。仰向き・横向き問わず頭部に負担をかけずに眠れます。なお、オリジナルネックピローはサイズ展開が豊富で、子どもから大人まで利用できます。

 

  • 素材:テンピュール
  • サイズ:子ども用は縦260mm×横400mm、大人用は縦310mm×横500mm
  • 高さ:子ども用は70mm、大人用は70mm・80mm・110mm・115mm

 

オリジナルネックピロー【テンピュール】

 

横向き寝がラクなまくら(ナチュラルフィット)【ニトリ】

両肩をあてる部分がくぼんでおり、寝返りを打って横向きになったときに肩が枕にあたりません。特殊な形状の枕で、横向き寝が快適です。高低差のある2種類のウレタンシートが付属しており、高さ調整も可能です。

 

  • 素材:ウレタンフォーム
  • サイズ:縦400mm×横570mm
  • 高さ:125mm

 

横向き寝がラクなまくら(ナチュラルフィット)【ニトリ】

 

エアウィーヴ ピロー スタンダード【エアウィーヴ】

独自開発のエアファイバーは、空気をふんだんに含む硬めの素材です。通気性抜群で蒸れにくく、シャワーで本体を丸洗いでき、衛生面も上々です。リング型になったシートの間に、高さ調整シートを好みの高さに合わせましょう。

 

  • 素材:エアファイバー
  • サイズ:縦400mm×横560mm
  • 高さ:70~110mm

 

エアウィーヴ ピロー スタンダード【エアウィーヴ】

 

馬毛枕【シェーンベルグ】

シェーンベルグの馬毛枕は3種類。いずれも仰向き・横向き問わず眠れるよう研究された構造です。また、自然素材の馬毛は弾力性・吸湿性に優れ、適切なメンテナンスにより半永久的に使い続けられます。

 

Mタイプは子どもも使えるもっともコンパクトな枕です。Cタイプはやや大きめで、余裕をもって寝返りができます。Lタイプは、女性や細身の男性におすすめの枕です。

 

  • 素材:馬毛
  • サイズ:Cタイプは340mm×横750mm・Mタイプは250mm×横600mm・Lタイプは400mm×横820mm

 

馬毛枕 Cタイプ

 

馬毛枕 Mタイプ

 

馬毛枕 Lタイプ

 

仰向けでも横向きでも使える枕で寝返り対策を

眠っているときは、何度も寝返りを打ちます。仰向けでも横向きでも使える枕を選び、快適な睡眠を確保しましょう。

 

シェーンベルグでは、3種類の馬毛枕を取り扱っています。年齢や体格に合わせて適した枕をお選びください。適切なお手入れをすれば、馬毛枕は末永くお使いいただけます。

 

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