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寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

by nakanishi on January 10, 2022

朝起きたとき「就寝時とまったく別の場所に移動している」「枕から頭が落ちている」といった経験はないでしょうか?

寝相の悪さは、睡眠環境が自分に適していないために発生します。しかし、自身の睡眠環境のどのあたりが理想とずれているのか、不明な点も多いでしょう。

寝相の悪さをそのまま放置しておくと、隠れている病気のサインを見逃したり家族の睡眠を妨げたりといった弊害が発生する可能性があります。

少しずつで良いので改善策を練ってみましょう。

寝相が悪い原因=眠りが浅い

寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

寝相の悪さの原因は、眠りの浅さにあるとされています。

何らかの不快な理由があることから無意識に快適を求めて、ベッドの上で体が動き回ってしまう……そうして頭が枕から落ちたり体がベッドから落ちたりするのが、寝相が悪くなるメカニズムです。

寝相の悪さの原因!?浅い眠りを招く事例4つ

寝相が悪い人は、起きてすぐからどことなく疲れを感じてしまうケースが多いです。疲れの理由は寝ている間に体が動かしてしまっているから、というだけでなく、浅い眠りで充分な休息が取れないためと考えられます。

ではなぜ、寝相の悪さの原因となる「浅い眠り」に陥ってしまうのでしょうか。

浅い眠りの理由について見てみましょう。

1. 就寝時にリラックスができていない

寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

就寝時に気持ちが興奮したまま眠ると、寝ていても寝る前に考えていたことが反復してしまい、深い眠りにつけなくなります。

とくに不安・悲しいといったネガティブな感情は、悪い意味で気持ちを興奮させ眠りを浅くする傾向が強いです。もちろん嬉しい・楽しいといったポジティブな感情も、程度が強すぎると眠りに影響を与えます。

就寝前は気持ちをフラットにさせて、穏やかな状態で眠りにつけるようにしましょう。

2. 部屋の温度が暑い・寒い

寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

部屋の温度が暑い・寒いといった理由で睡眠が浅くなることも考えられます。寝ている間に暑さ・寒さを感じてしまい、心地良い寝場所を求めてあちらこちらにゴロゴロ。朝起きたときには枕から遠く離れた場所で寝ていた、なんてことも寝相の悪い人にとって珍しくないケースでしょう。

睡眠に適した室温は、夏場なら28度以下、冬場なら10度以上です。部屋の気温に合わせて、着るものや布団の暑さを調整してください。

3. 寝具が合っていない

寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

枕の高さやマットレスの硬さが合わないと、眠りは浅くなります。

「心地良い寝具を使ってるのに寝相が悪い」という人は、寝る際の姿勢と寝具の相性は確かに良いものの、寝返りを打った姿勢に今の寝具が適していない可能性が考えられるでしょう。

寝返りをするのに適した寝具の選び方については、こちらの記事で詳しく解説しています。寝具が合っているか不安な人は、参考にしてみてください。

https://fivestarspec.com/blogs/mat/558720581781

4. 息が苦しい

寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

鼻炎持ちの人は寝ている間に鼻が詰まってしまい、呼吸が苦しくなることから眠りの質が低下するケースがあります。鼻炎持ちでなくても仰向け寝の人、肥満気味の人、寝る前にお酒を飲んだ人も寝ている間に呼吸がしづらくなる危険性があるため、要注意です。

横向き寝を心がけることで呼吸がラクになり、寝相の悪さを解消できる可能性があります。思い当たるものの横向き寝が習慣付いていない人は、抱き枕を使ってみたり横寝が想定されている寝具を活用したりすると良いでしょう。

寝返りが多い=寝相が悪いではないため要注意!

寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

寝返りを何度も繰り返してしまうことを「寝相が悪い」と呼ぶケースがあります。しかし、寝返りは人間にとって必要な動きです。

寝返りを打つことで体や寝具にこもった熱を分散させたり、体の同じ箇所にばかり圧がかかり血行が滞るのを防いだり、といった効果が期待できます。

とは言っても、あまりに多すぎる寝返りは体に力が入ったり負荷がかかったりすることで、眠りが浅くなる原因となります。また、少なすぎる寝返りも、熱の分散・血行の滞りの原因になるため要注意。暑さや体に圧がかかる苦しさで、浅い眠りが続いてしまう可能性があります。

 

あまりに寝相が悪い場合は要注意

寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

寝相の変化は、多少であれば問題ありません。しかしあまりにも激しく体を動かしている場合は、病気の危険性が隠れているため注意が必要です。

たとえば寝相の悪さから考えられる病気の1つが、「レム睡眠行動障害」です。「レム睡眠行動障害」は通常であれば脳は起きているけれど体は寝ているレム睡眠時に、夢と連動した体の動きをする症状のこと。手足を動かしたり寝言を言ったりといったふうに、寝ている間も体が動いてします。

ひどい場合は歩き回ったり、物を投げたりしてしまうケースも少なくありません。自身や家族にケガの危険性が伴うため、思い当たる人は医師へ相談をしましょう。

また、寝相が悪いのはあまりにも呼吸が苦しいせいかもしれません。もし睡眠時に10秒以上息を止めるようなことが複数回あれば、睡眠時無呼吸症候群を疑ってください。

睡眠時無呼吸症候群はさまざまな病気と合併していることが多くあります。もしパートナーや家族に指摘をされたら病院で受診をしましょう。

まずはできることから改善を

寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

まずはできる内容から少しずつ改善をしていくことが、寝相を整える鍵です。

就寝環境を整えて適正な室温を保ち、眠る前は心身共に落ち着いた状態で眠りにつきましょう。

加えて寝具の調整も、忘れてはいけないポイントです。自分に合った枕や布団を選ぶことで、寝相の改善ができた例も少なくありません。とはいえ自分に合った寝具とはどんなものか、判断に迷うでしょう。

寝相の悪さの原因とは?寝苦しさを感じる睡眠環境の事例4つ

シェーンベルグの馬毛枕は、体型や寝るときの姿勢を問わず、どのような人にもフィットする枕です。馬の毛はほどよく硬く、寝ている人の肩〜頭をしっかりと支えます。

硬いと言っても反発するような感覚はなく、包み込まれる寝心地の良さが特徴です。通気性にも長けており清潔な状態を保ちやすいため、メンテナンスの手間もかかりません。

寝相の悪さに悩んでいて、その原因の1つに寝具の可能性がある人は、快適に眠りを提供しお手入れもラクなシェーンベルグの馬毛枕を検討をしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

寝相の悪さの原因は、眠りが浅くなることにあります。そして眠りの浅さの原因は、快適な睡眠環境が整っていないためです。

寝相が悪い人は睡眠環境を見直してできるものから改善をすることが大切。自分に合った睡眠環境を見つけて、寝相の改善を少しずつ行なっていけたら良いですね。

あまりにも寝相が悪い場合は、医師の診断も視野に入れるようにしましょう。

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