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高級シーツの選び方は?シーツの種類から素材の特徴
ベッドメイキングのコツまで紹介
丁寧にシーツを洗ってしわを伸ばしたつもりでも、なかなか高級ホテルのようには、きれいにベッドメイキングできません。日頃のお手入れも大事ですが、高級・高品質なシーツやカバーを選ぶことが、快適なベッドルームを作る第一歩。
ここでは、高級シーツや寝具カバーの購入を検討中の人に向け、ベッドシーツの種類や、シーツやカバーの選び方を紹介します。ベッドメイキングのコツも紹介するので、お役立てください。
ベッドシーツの種類
ベッドシーツには2つの形状があります。ボックスシーツとフラットシートの特徴を解説します。
ボックスシーツ
ボックスシーツとは、周囲にゴムが入ったシーツです。ボックスシーツを装着する際は、ゴムの部分を引っ張り、マットレスの周囲に引っかけます。マットレスの持ち上げが多少大変かもしれませんが、慣れるとベッドメイキングが簡単です。
なお、ボックスシーツの四隅にはゴミが溜まりがち。洗濯する際には、ゴミを取り除いてから洗濯しましょう。
フラットシーツ
フラットシーツは一枚布です。フラットシーツをマットレスに装着する際は、布が余らないようにマットレスの下に収納します。フラットシーツは形状がシンプルなので、洗濯やアイロンがけがスムーズです。
高級シーツ・カバーの選び方
高級シーツやカバーを選ぶ際には、糸のスレッドカウントと番手・素材・織り方などを比較しましょう。また、インテリアにこだわりたい人は、寝具カバーのデザインも要チェックです。
1.スレッドカウントと番手
スレッドカウントとは、生地の密度を示す数値です。スレッドカウントが高いほど、糸が密に詰まった構造となり、凹凸を抑えることでなめらかな肌触りとなります。ただし、スレッドカウントが高くとも、生地の品質がよいとは限りません。糸の細さや使っている素材の種類もみて、総合的にシーツを選びましょう。
番手を見ると、糸の細さがわかります。番手が高いほど細い糸となり、しなやかで軽やかな生地を作れます。目安として、60番手以上ならば高品質な製品に、120番手以上は非常にグレードが高いブランドに使用されがち。
※参考:ピンキリ要注意!布団カバー・シーツ綿100%の選び方│快眠タイムズ
2.素材
シーツに使われやすい素材を紹介します。
エジプト綿
エジプト綿は世界三大コットンの一つ。ギザ綿とも呼ばれるエジプト綿は、超長綿なコットンです。流通量が非常にわずかなエジプト綿は、非常に希少性が高い素材。耐久性がよく、美しいツヤや光沢が魅力です。
なかでも、「GIZA45」と名が付くコットンで作られた生地は、シルクやカシミアにも匹敵する品質とされています。また、GIZA45は、化学物質や農薬を使わずに育てられた綿花を原料としており、オーガニックコットンとしても有名です。
スーピマ綿
スーピマ綿は、アメリカ南西部の綿花から収穫される超長綿です。スーピマ綿は肌馴染みの良さや、発色の美しさが特徴。スーピマ綿の繊維は、表面の荒れが少なく、染料が繊維の内部にまで染みこみます。
なお、スーピマ綿は、寝具のほかにアンダーウェアやTシャツ、タオルなどに使用されます。
海島綿
カリブ海周辺で採れる海島綿は、「シーアイランドコットン」とも呼ばれます。カリブ海周辺は穏やかな気候に恵まれ、日照時間も長め。綿花の栽培に非常に適した地域です。
海島綿には油分が多く、湿り気のあるような手ざわりが特徴です。また、吸湿性の高さ、光沢も海島綿の魅力です。
イタリアンコットン
イタリアンコットンとは、各地で採集された綿花をブレンドして紡績したものです。イタリアンコットンは繊維が細長く、パリッとした生地が織り上がります。なお、生地は、シーツや寝具カバー以外にも、Yシャツやスーツなどにも使われます。
スイスコットン
スイスコットンも、イタリアンコットン同様に各地の綿花をブレンドし、紡績したものです。スイスコットンは、エジプト綿のような超長綿花を厳選してブレンドしています。イタリアンコットンで作られた生地と比べると、幾分しなやかな手触りが特徴です。
アイリッシュリネン
アイリッシュリネンは、「アイリッシュ・リネン・ギルド」の加盟団体により製造されたリネン。アイリッシュリネンを使ったシーツはひんやり感があり、夏におすすめです。生地が丈夫で速乾性があるため、じゃぶじゃぶ洗える点もアイリッシュリネン魅力。洗濯のたびに増す風合いを楽しみましょう。
シルク
動物性タンパク質を豊富に含むシルクは、肌馴染みが良い素材です。シルクの生地は光を散乱させ、やわらかな光を放ちます。また、コットンを上回る吸湿・放湿性もシルクの特徴。シルクのシーツは寝汗をすっと吸収し、素早く放出するためさっぱりとした寝具内環境を保てます。
なお、シルクは繊細なため、取り扱いに注意しましょう。日光にさらすと変色したり、虫に食べられたりする恐れがあります。
3.織り方
生地の織り方は、平織り・サテン織り(朱子織り・繻子織り)・綾織り(斜文織り)の3種類にわけられます。いずれの織り方も、シーツや寝具カバーによく用いられます。
平織りは、縦横の糸を交互に重ねたもっともシンプルな織り方です。丈夫で洗濯に強く、伸縮性が低いためアイロンがけが容易です。
サテン織りは、控えめな光沢と、つるりとした肌触りが特徴。シーツや寝具カバー以外には、裏生地やドレスの素材などにも使われます。
綾織りは、斜め方向に走る模様が目立ちます。伸縮性があるので、シーツの装着が簡単です。
4.使用できる季節
シーツや寝具カバーの素材によっては、使用できる季節が限られてしまいます。寝具内の温湿度を適切に保てなければ、睡眠の質が悪化するため気をつけましょう。
コットン製のシーツやカバーは、季節を問わず使えます。吸湿性のよいリネンは、汗をたっぷり吸い取るため夏向きです。また、ウールやムートンなど動物性の素材は、保温性が高いため冬向きといえます。
5.デザイン
大面積の寝具カバーは、デザインに応じて部屋の印象を左右します。シーツにはシンプルなデザインが多い一方、寝具カバーのデザインは実にいろいろ。
寝具カバーのデザインによっては、少し部屋の模様替えをしたほうがよいかもしれません。たとえば、個性的なデザインの寝具カバーを使いたいときは、カーテンやカーペットなどを無地のものにすると、インテリアにまとまりが出ます。
高級ホテルのようにベッドメイキングするコツ
少しの工夫で、きれいにベッドメイキングできます。ボックスシーツとフラットシーツではベッドメイキングのポイントが異なります。
フラットシーツは、アイロンをかけシワを伸ばしてから装着します。マットレスの角を、ギフトボックスを包装するような感じでくるみましょう。折り紙のように生地をたたみつつ角を隠すイメージです。
ボックスシーツは、フラットシーツよりも装着過程がシンプル。装着が大変という場合は、マットレスに対してシーツのサイズが小さい場合があります。また、大きすぎるシーツの場合は、角の部分を強くひっぱり、シワをなくしましょう。
シェーンベルグの高級シーツ・カバー
ヨーロッパの高級寝具を取り扱うシェーンベルグは、寝具カバーやピローケースを多数取りそろえています。高品質なコットンやアイリッシュリネンを使った商品は、手触りや機能性が抜群。
その上、美しいデザインもポイントです。大胆で目を奪われる模様や、シックで落ち着いた色合いなど、豊富なバリエーションのなかから、これぞと思う商品を選んでみてください。
高級なシーツやカバーはひと味違う!上質な睡眠を手に入れましょう
高級なシーツやカバーを手に入れると、毎日の睡眠が格別素晴らしい時間になるでしょう。また、せっかく良い品を使うなら、ベッドメイキングにもこだわってみてください。
シェーンベルグでは、コットンやアイリッシュリネンを使った寝具カバーやピローケースを多数取りそろえています。質のよい眠りと素敵なデザインのために、ぜひ、シェーンベルグの商品をお役立てください。