カートに商品が入っていません
みなさんの毎日の睡眠に欠かせない枕。
「枕カバーは頻繁に洗えても、枕そのものはなかなか洗えない」
「そもそも自宅で枕を洗うことはできるのか?」
上記のように疑問を持ったり、悩んだりしていませんか?
枕の洗い方を知り、自分で枕を洗えるようになることで、睡眠時に肌や髪を清潔に保つことができるようになるでしょう。
質の高い睡眠を確保するためにも、本記事を参考に身近な部分から改善していきましょう。
枕を洗うとニオイや雑菌が取り除ける
枕を洗うと、枕に付着しているニオイや雑菌を取り除くことができます。
毎日の睡眠のときに、私たちは気づかないうちに多くの汗をかいています。
特に、頭には体の中でも多くの皮脂腺や汗腺が存在するため、頭から分泌された皮脂が肌表面の常在菌によって酸化されることが原因で枕が臭くなってしまうとされています。
枕を洗う方法を知り、自分で枕を洗えるようになることで、ニオイや雑菌を自宅で取り除くことができるようになり、枕を清潔に保つことができます。
自宅で洗うと枕を長く使える
自宅で枕を洗うと枕を長く使うことができます。
「においや汚れが気になって、定期的に新しい枕を買っている」
「枕にお金がかけられず、安い枕の中から良さそうなものを選んでいるが、体になかなか合わない」
こんな思いを持っている方も多いのではないでしょうか?
自宅で枕を洗えるようになると、ニオイや雑菌を定期的に取り除くことができるため、清潔を保ったまま長く使うことができるようになります。
また、枕を長く使うことを考えると、自分の体に合った枕を選び、睡眠の質の向上につなげることができるようになるでしょう。
手洗いと洗濯機で洗う2つの選択肢がある
枕を洗う方法として、手洗いと洗濯機で洗う方法の2つがあります。ここでは2つの洗濯方法による基本的な洗い方をご紹介します。
枕を洗濯機で洗う場合は、布団モードや手洗いモードなど、弱い水流のコースで優しく洗いましょう。粉末洗剤は溶け残る恐れがあるため、液体洗剤の使用が適しています。洗濯ネットは枕のサイズに合ったものを選び、ファスナーをしっかり閉じることで、傷みやほつれを防ぎます。また、ネットを付けていれば万が一中身が飛び出したときも安心です。
手洗い表示が付いている場合や、洗濯機の使用が不安な方には手洗いがおすすめです。洗面所や浴槽など、中性洗剤を溶かした水に枕を沈め、端からゆっくりと手で揉み洗いします。水を何度か変えてすすぎを終えたら、両手で水分を押し出すように上から押さえて水を切りましょう。この脱水作業がとても大切です。
洗った枕は外で天日干しを行うため、枕を洗う日は空気がカラッとした晴れの日が良いでしょう。ニオイや雑菌の繁殖を防ぐため、1〜3日かけて完全に乾燥させてください。
洗えない素材もあるので要注意
枕に使われている素材の中には洗えない素材もあるので注意が必要です。
例えば、低反発枕に使われているメモリ―フォームは、水洗いをすると変形したり、乾きにくくなってしまうという特性があります。そのほか、羽毛は水洗いによりふんわりした完食が失われてしまう恐れがあり、そばがらは選択によりカビが発生しやすくなり、素材が腐敗してしまう危険性が高いです。
身近でよく使用されている素材にも自宅では洗濯が難しい枕があるので、洗濯表示や素材に注意して自宅での枕のメンテナンスを行っていきましょう。
睡眠の質の低下を招くことも
枕のメンテナンスを怠ると、衛生面だけでなく睡眠の質にも悪影響を及ぼします。
枕は毎晩使用するため、汗や皮脂、ホコリ、ダニなどが蓄積しやすいです。汗や皮脂が蓄積することによるニオイの発生やダニやカビによるアレルギー反応で起こる鼻詰まりやくしゃみなどは睡眠の妨げにつながります。
枕がへたってしまうことも睡眠の質を低下させてしまう大きな原因の一つです。例えば、枕がへたることで本来のサポート力を失い、首や頭を十分に支えられなくなります。寝姿勢の悪化は睡眠を妨げるだけでなく、肩こりや首の痛み、頭痛などを起こし、日常生活に支障をきたすかもしれません。また、枕の高さや硬さが変化することは寝心地に影響を与えます。買った頃はふかふかで気持ちよかったのに、、。と当時に比べて使い心地が悪化していると感じた経験も一度はあるのではないでしょうか。
枕を洗う方法を知り、自宅で枕を洗って睡眠の質の向上に努めましょう。
正しく素材に合った洗い方で失敗を防ごう
正しい洗い方を知らないまま枕のメンテナンスを行うと、以下のような失敗を招いてしまいます。
・枕の形が変形し、元に戻らなくなってしまう
・枕の生地が傷み、生地が破れたり、色が褪せてしまったりする
・水分を吸収しやすい素材は、枕を完全に乾かすことが難しく、乾かないまま使用すると湿気による細菌やカビの発生につながる
せっかく洗うなら、ふんわり清潔になった枕で快適に眠りたいものです。このような失敗を防ぐためにも、枕を洗うための素材に合った正しい洗い方を知っておくことが重要になります。
洗える枕素材と洗い方をご紹介
枕を洗う方法は素材によって異なります。
枕の素材の特徴に合わせたお手入れ方法をご紹介します。
枕の素材は同じでも、枕の種類によってお手入れ方法が異なることがあるので、洗濯表示にも注意して洗いましょう。
正しく枕を洗い、快適な睡眠環境を整えることで睡眠の質を向上させることができます。
1. ウレタン素材
クッション性に優れ、心地よいフィット感がある素材です。
【洗い方】
布団乾燥機の通常コースを使用することができます。
報室性が乏しく丸洗い不可のため、週に1度は陰干ししてください。
【注意点】
ピローケースをこまめに取り換えることが大切です。
耐用年数は2〜3年を目安としてください。
2. コットン素材
ふんわりやわらかで、優しく頭を包み込んでくれる素材です。
【洗い方】
中性洗剤を使用することでコットン素材を傷めずに洗うことができます。
洗濯機、手洗いどちらも前述した基本的な洗い方に沿って洗濯してください。
【注意点】
ボリュームがなくなってきたと感じたら、ファスナー口から手を入れてわたをもみほぐすことでメンテナンスすることができます。
耐用年数は1~3年を目安としてください。
3. パイプ素材
パイプは空洞になっているので、頭の蒸れが気になる方、枕を丸洗いして衛生的に使いたい方におすすめです。
綿やダウンに比べてやや硬めの素材です。
【洗い方】
洗濯可能で丸洗いできますが、洗濯後にはパイプの内部に水が残らないように、特に時間をかけてしっかり乾燥させてください。
【注意点】
耐用年数は3〜5年を目安としてください。
4. ダウン・フェザー素材
ふんわりと柔らかなダウンと、ややコシがあってしっとりとした触り心地が魅力のフェザーが使用された枕で、蒸れにくく、吸放湿性に優れた素材です。
【洗い方】
丸洗いはできません。
頻繁に日干しして湿気を取り除くことが大切です。
【注意点】
耐用年数は2~3年を目安としてください。
5. 馬毛素材
一般的な枕の平均寿命が1〜5年に対し、馬毛素材の枕の寿命は100年以上と、メンテナンスをすれば非常に長く使用できることが魅力です。通気性・吸湿性・放湿性がトップクラスに高く、コシや弾力性を併せ持つ希少な天然素材が自然なホールド感を実現します。
【洗い方】
丸洗いはできませんが、枕カバーの洗濯のみ可能です。
【自宅でのメンテナンス】
自宅では馬毛の持つ天然の抗菌効果を持続させるため、風通しの良い場所で陰干しすることがおすすめです。また、カバーがかかった状態のまま毛をほぐしてメンテナンスをすることもできます。
使用状況によりますが、約3~5年に1度メンテナンスをすることにより、劣化を防いで長く使うことができます。
シェーンベルグの馬毛枕なら、枕の高さ調整や馬毛の毛起こしをしてくれる無料メンテナンスがついてきます。
無料メンテナンス付きの枕なら洗わなくていい
無料メンテナンス付きの枕なら、自宅で自分で洗わなくても枕を清潔に保つことができます。
毎日使用される枕はへたって高さが合わなくなったり、枕カバーを洗濯しても枕自体のニオイが気になったりしてしまいます。
自宅で洗える枕も多くありますが、時間がかかったり、手間が多くかかったりして、なかなか洗うことができない場合も多いでしょう。
枕を購入する際は、価格や使い心地だけでなく、無料メンテナンスをしてもらえるかどうかも判断材料の一つとしてチェックしてみてください。
馬毛素材の枕は洗えないけれどメンテナンスあり
シェーンベルグは「ヨーロッパ古来の伝統技術で大切に作られた特選素材を、ご自宅で愉しむ」をテーマに、寝具などの通販を行っています。シェーンベルグの馬毛枕には、オーストリアで約100年にわたって馬や牛のしっぽの毛を使った寝具作りをしているmoosburger(モースブルガー)社の馬毛が使用されています。品質に対する強いこだわりが込められた馬毛枕は、その仕上がりだけでなく充実したアフターケアも魅力の一つです。自宅で洗濯する代わりにプロの定期的な無料メンテナンスを受けることで、常にベストな状態の枕が快適な睡眠をサポートしてくれます。
シェーンベルグの馬毛枕は以下の3つのタイプに分かれており、ご自身に合う形を選ぶことができます。
・寝返りを打つ時の可動域にゆとりがあり、特に筋肉質の男性におすすめなCタイプ
・首や頭部をしっかりと包み込むため、横向き寝をされる方や、女性・やせ型の男性におすすめなLタイプ
無料でついてくるメンテナンスとしては以下のようなものがあります。
・枕の高さ調整
・馬毛の毛起こし
長く使うとへたってきてしまう枕も、メンテナンスをすることで元の状態よりも良くなったという声もあります。
有料メンテナンスとしては、以下のものがあります。
・側生地のクリーニング
・側生地の交換
側生地を交換するメンテナンスがあるので、汚れたり、ニオイが気になってきてもメンテナンスによって新品同様の使い心地を持続させることができます。
みなさんもぜひ、長く使える馬毛枕で、快適な睡眠を維持してみませんか?