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肌ふとんの5つの選び方!素材別の特徴・快適に眠るコツなどを紹介
夏が近づくと、涼しさを求めて掛ふとんから肌ふとんに切り替える方も多いのではないでしょうか。肌ふとんとは、一般的な掛ふとんよりも薄くて軽いおふとんのことです。 ここでは、肌ふとんの選び方や、素材ごとの特徴やメリットなどを解説します。快適な睡眠に向けて、ぜひお役立てください。
暑い時期・気温が安定しない時期には肌ふとんがおすすめ
肌ふとんのメリットは、通気性がよく、暑い時期でも寝苦しさを感じにくいことです。蒸し暑さを感じるときには、普段使っている掛ふとんから肌ふとんに切り替えてみましょう。 また、ほかの寝具と組み合わせて利用しやすいことも、肌ふとんの魅力といえます。掛ふとんのみでは少々寒いと感じるときは、体と掛ふとんの間に肌ふとんを挟むと保温性が高まります。薄く軽い肌ふとんなら、重ねてもわずらわしさを感じにくく心地よく眠れるでしょう。 一枚持っておくととても重宝する肌ふとん。快適な眠りのために、ぜひ検討してみませんか?
肌ふとんの5つの選び方
肌ふとんを選ぶときは、以下の5つのポイントに着目しましょう。
- 素材
- 洗濯性
- サイズ
- 品質
- 機能性
1.素材
肌ふとんの素材は、「中綿」と「側生地」に分けて見ていく必要があります。素材ごとの特徴やメリット、注意したいことは、のちほど詳しく解説します。
2.洗濯性
洗濯性にこだわって肌ふとんを選ぶ理由は、衛生的な環境で眠るためです。多くの方が肌ふとんを使う夏場は、汗ばむ時期です。洗濯して汗や汚れを取り除けると、気持ちよく眠れるでしょう。詳しくは洗濯表示を確認する必要がありますが、中綿にポリエステルを使用した肌ふとんには、洗えるものが多く見られます。ほかの中綿は、水を吸って重くなる、素材が偏る、生乾きの嫌なニオイが取れないといった懸念があるため、無理に洗濯しないようにしましょう。 自宅で洗えない肌ふとんは、販売店に相談するか、クリーニング店への持ち込みをご検討ください。また、本体は洗えなくても、洗えるふとんカバーを被せて利用すれば、本体を汚れから守れます。
3.サイズ
肌ふとんは、基本的に敷寝具と同じサイズを選びましょう。また、家族などと一緒に寝ている方は、大きな肌ふとんを用意するよりも、1人ずつに肌ふとんを用意することをおすすめします。 肌ふとんに限りませんが、寝ているときにおふとんを抱え込んでしまう方もいます。その場の全員が快適に眠るために、肌ふとんを使い分けましょう。
4.品質
肌ふとんの品質も重視しましょう。品質は、「製品を快適に安全に利用する」ためのバロメーターです。寝具は品質の良し悪しで、温かさ・ニオイ・重さ・感触などが変わります。品質のよい肌ふとんを選ぶポイントは、信頼できるメーカーから購入することです。 寝具メーカーのなかには、特定の産地で採取した素材であると示す「原産地証明書」や、繊維の安全性を示す「国際ECOTEXマーク」などで、品質を保証するところがあります。
5.機能性
抗菌加工・防ダニ加工がなされた肌ふとんは、カビやダニの発生を抑えられます。特にアレルギーが心配な方は、抗菌・防ダニ加工の肌ふとんを検討するとよいでしょう。
【中綿】肌ふとんの素材別特徴
一般的な肌ふとんの中綿について、特徴やメリット、注意したいことなどを解説していきます。
バンブー
バンブーは、竹を原料とする繊維です。バンブーは、防臭効果や抗菌作用があり、通気性や吸湿性にも優れる素材です。まさにバンブーは、肌ふとんにぴったりの素材といえるでしょう。また、バンブーは洗濯できる素材で、耐久性も良好です。気兼ねなく洗って、気持ちよくお使いください。
コットン
コットン(木綿)は、綿花から採取される吸湿性のよい素材です。コットンの肌ふとんは湿気を溜め込みやすい傾向があるため、天日干ししたり、布団乾燥機を使ったりして定期的に湿気を取り除きましょう。湿気が溜まると、肌ふとんが重くなる上に、寝汗を吸いにくくなります。
羽毛
羽毛の肌ふとんはやわらかく、体にフィットするので心地よく眠れます。保温性と調湿機能に優れているので、夏場だけではなくオールシーズン重宝するでしょう。一方、羽毛の肌ふとんは、品質に注意する必要があります。フェザーとダウンの混合率、素材のグレードなどをチェックして、質のよい肌ふとんをお選びください。また、羽毛の肌ふとんは一般的に洗えません。お手入れの際はメーカーやクリーニング店に相談しましょう。
シルク
シルクは、保温性・吸湿性・放湿性のいずれも良好です。ただし、高級素材のシルクを使った肌ふとんは、一般的な肌ふとんの価格よりも高額です。その上、シルクはデリケートな素材であり、取り扱いにも注意する必要があります。洗濯したり、天日干しをしたり、布団たたきを使ったりすると、素材が傷んでしまうためご注意ください。
ウール
ウールは、吸湿性・放湿性のいずれも良好です。保温性は羽毛の方が高い傾向が見られますが、寝汗の吸い取りに関しては、ウールに分があります。なお、ウールの肌ふとんも羽毛のものと同じく、大抵は洗えません。お手入れの際はメーカーやクリーニング店に相談しましょう。
ポリエステル
ポリエステルの肌ふとんの多くは、保温性が高い上に洗濯でき、手頃な値段で買えます。ただし、天然素材と比べると、ポリエステルの肌ふとんは、吸湿性・放湿性が懸念されます。
【側生地】肌ふとんの素材別特徴
一般的な肌ふとんの側生地について、特徴やメリット、注意したい点などを解説していきます。
オーガニックコットン
オーガニックコットンとは、農薬や化学肥料に関する特別なルールを守って作られたコットンのことです。オーガニックコットンは、赤ちゃんでも使えるベビー用品を探している方から、アレルギーが心配な方、SDGsに感心がある方まで、さまざまな方に注目されています。 オーガニックコットンで包まれた肌ふとんなら、コットン特有のなめらかな手触りに加え、安全性も感じられるでしょう。
リヨセルなどコットン以外の天然植物繊維
コットン以外の天然植物繊維には、リネン、リヨセル、モダール、そして先ほど紹介したバンブーなどが挙げられます。天然植物繊維は、吸湿性・放湿性・通気性など、寝具に求められる特性を備えています。 なかでも近年注目されている天然植物繊維が、リヨセルです。リヨセルは、ユーカリの木を原料とする植物系繊維です。コットンを上回る吸湿性と洗濯後の寸法安定性から、リヨセルのニーズが高まっています。
シェーンベルグのバンブー肌ふとん
シェーンベルグのバンブー肌ふとんは、中綿に、天然の防臭効果や抗菌作用が魅力のバンブーを使用しています。側生地はリヨセルで、さらりとした触り心地が特徴です。丸洗いできるので、寝汗が気になる時期は定期的に洗ってお使いください。
やさしいデザインでインテリアを問わない【Hoops】
Hoopsは、シンプルでやさしいデザインが特徴。寝室のインテリアや好みを問わず、多くの方にご利用いただけます。サイズは、シングル150×210cmのみです。
鮮やかなカラーで寝室を優雅な印象に【Dahlia】
鮮やかなカラーが好きな方には、Dahliaがおすすめ。バンブー肌ふとんの魅力をそのままに、寝室を明るくしてくれる一品です。Hoopsと同じく、サイズは、シングル150×210cmのみです。
肌ふとんにくるまって快適に眠るコツ
肌ふとんを気持ちよく使うには、掛ふとんとの組み合わせ方や、タオルケットと使い分けるポイントなどを把握しておきましょう。
掛ふとんと組み合わせる
厳密には肌ふとんも掛ふとんの一種ですが、掛ふとんと肌ふとんの中間に合掛ふとんというものもあります。 肌ふとん、合掛ふとん、掛ふとんのなかで、もっとも中綿が多くあたたかいものは掛ふとんです。寒い時期は掛ふとんを使用し、それでも冷えるときは肌ふとんも使いましょう。合掛ふとんは、掛ふとんと肌ふとんの中間くらいのあたたかさです。あたたかい地域なら、冬でも合掛ふとんと肌ふとんの組み合わせで眠れるでしょう。
タオルケットと使い分ける
暑い時期には、タオルケットにくるまって眠るという選択肢もあります。薄手のタオルケットはフィット感があり、タオル生地なので汗をよく吸い取ります。 暑がりや汗っかきの方はタオルケットを使うとよいでしょう。ちなみに、素材にもよりますが、タオルケットには湿気やすいという欠点があるのでご注意ください。 一方、エアコンで体の冷えが気になる、ふんわりした質感が好み、という方には肌ふとんが向いています。
寝室の温湿度を調整する
地域にもよりますが、夏の暑さ、冬の冷え込みは厳しいものです。必要に応じて肌ふとんなどの寝具を選んでも、寝具のみでは温湿度の調整に限界があります。寝る少し前からエアコンや加湿器をつけておき、寝室の温湿度を調整しておきましょう。
細やかな温度調整ができる肌ふとんで、ぐっすり眠りましょう
肌ふとんは薄手で軽く、肌寒いときに羽織ったり、夏用のおふとんに使ったりと便利なものです。シェーンベルグのバンブー肌ふとんは、ダニや菌の繁殖を防ぐ効果があり、家庭用洗濯機で気兼ねなく洗えます。快適な眠りのために、ぜひバンブー肌ふとんをご利用ください。
また、国際ECOTEXマークのような、繊維の安全性を示すマークの有無についても確認しましょう。