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高級敷き布団を選ぶポイント8選│
マットレスと相性がよいベッドパッドについても紹介
旅館やホテルを訪れたときに、寝心地のよい高級な敷き布団に感心する人は多いのではないでしょうか。高級な敷き布団の頼もしさを知ったら、ぜひ、自宅の敷き布団も見直してみましょう。ここでは、高級敷き布団の購入を検討する人に向け、高級敷き布団の選び方や素材の特徴について紹介します。
マットレスと敷き布団の併用についても解説するので、快適な寝室づくりにお役立てください。
高級敷き布団の選び方
せっかく高級敷き布団を購入するのであれば、さまざまな観点からチェックして納得いくものを選びましょう。健やかな眠りを手にするために、敷き布団選びで気にしたいポイントを解説します。
1.保温性
保温性または断熱性を重視しましょう。とりわけ、敷き布団を直接フローリングや畳に敷いて寝る人は、保温性を重視するべきです。敷き布団の保温性や断熱性が低ければ、床からの冷気が体を侵食します。掛け布団を重ねて温かさをキープしようとしても、重い布団では負担を感じる恐れがあります。
保温性が高めの素材には、ウールやキャメル、羽毛、コットン、ウレタン、ポリエステル、シルクなどが挙げられます。綿とポリエステルのように、混紡製の敷き布団については、保温性が低くなりがちなため注意しましょう。
2.素材
素材は、高級敷き布団の機能を大きく左右します。商品を検討するときは、どのような素材が使われているかを調べ、寝心地を予想しましょう。
素材の詳細について、のちほど詳しく解説します。
3.底付き感
敷き布団には、適切な厚みが求められます。あまり薄すぎる布団では、畳やフローリングの硬さが伝わり、体が痛くなってしまいます。弾力性がある敷き布団も、底付き感を感じさせにくいためおすすめです。
高級な敷き布団だとしても、使っていくうちに中材はへたってきます。底付き感が出てきたら、敷き布団の買い換えやメンテナンスを検討しましょう。
4.体圧分散性
体圧分散性とは、重力を均一に分散させることを指します。体圧分散性が悪いと、体の特定の部分に圧力がかかり、血行が悪くなる、肩こり・頭痛・腰痛が発生する、などの恐れがあります。ときには、全身が筋肉痛になったかのような気だるさを感じることも。すでに体に不調を抱えている人は、敷き布団の体圧分散性に問題があるかもしれません。
弾力性・やわらかさにこだわって敷き布団を選び、体圧分散性を向上させましょう。硬すぎる敷き布団では、フィット感が悪く、やわらかすぎると寝るときの姿勢が崩れてしまいます。ちょうどよい感触の敷き布団を選ぶと、体圧分散性が保たれます。
5.構造
2層構造・3層構造になった敷き布団があります。多層構造の敷き布団は、表裏で寝心地が異なるよう設計されていたり、中心に硬さを保つための素材が差し込まれていたりする場合があります。目的や好みに応じて、多層構造の敷き布団を検討しましょう。
6.寿命
敷き布団の使い方や商品それぞれの耐久性、メンテナンスの状況にもよるので一概にはいえませんが、敷き布団は数年程度で寿命を迎えます。
ウールやロースハー、キャメルなどの高級素材を使った敷き布団は、耐久性がよいとされています。また、多層構造の敷き布団にも、長く使えるものが多くみられます。
7.アレルギー対策
敷き布団には、中材がみっしり詰められているものが多く、湿気や汚れが溜まりがちです。しかも、重くかさばりがちな敷き布団は、天日干しが大変です。
アレルギーが心配な人は、ダニの心配がないウレタンやポリエステルなどの素材や、丸洗いできる素材がおすすめです。手間なくお手入れできるものを選ぶと、アレルギーの人でも安心です。抗菌・防ダニ加工についてもチェックしましょう。
8.コストパフォーマンス
コストパフォーマンスを重視して、自身にとって必要な機能が備わっているかをチェックしましょう。高級な敷き布団の場合、数十万円ほどする商品も珍しくありません。上述した敷き布団選びのポイントを確認し、納得できる敷き布団を選びましょう。
高級敷き布団の素材
高級敷き布団に使われがちな素材を紹介します。
ウール(羊毛)
ウールの敷き布団は保温性に優れます。また、ウールの敷き布団は吸湿・放湿性もよいため夏場も快適。オールシーズン気持ちよく使いたいなら、ウールの敷き布団がおすすめです。
なお、ウールの毛は、縮れた部分に汚れが付着しがちです。また、ほかの動物性繊維にもいえますが、ダニ対策を徹底しましょう。
ロースハー(馬毛)
ロースハー(馬毛)は、保温性・弾力性・吸湿性・放湿性・通気性・耐久性に優れる素材としてヨーロッパでは有名です。
ロースハーは、馬の尻尾の毛から採られた素材です。長い毛の配置を寝具内で調整すると、弾力性を微調整できます。ロースハーは耐久性も良好です。適切なメンテナンスに応じてくれるメーカーで敷き布団を購入すると、生涯にわたって使うことが可能です。
ロースハーの敷き布団には割高なものが多い傾向です。ただし、一生ものの敷き布団と思えば購入する価値があるでしょう。
キャメル
キャメルの毛は、ウールと同じく保温性に優れます。特に、放湿性はウール以上で、常にからっとした状態をキープできます。
キャメルはウールと比べると流通量が少なく、高級な素材といえます。また、アレルギーやダニにも注意しましょう。
コットン(木綿)
コットンは、古来より日本で使われてきた素材。保温性は申し分なく、へたってきた場合には、打ち直しをすると弾力を取り戻せます。高級敷き布団のなかでは比較的買いやすい値段である点も、コットンの魅力といえます。
コットンの敷き布団は、メンテナンスに手間がかかる点に注意しましょう。天日干しや打ち直しをしなければ、中材が傷んでしまいます。布団は硬く、重くなり、寝心地が悪くなってしまいます。
ウレタン
ウレタンは、合成方法により高反発・低反発を調整できる素材です。高反発なものは寝返りを打ちやすい傾向です。また、低反発なものはフィット感がよく、体圧分散性に優れます。なお、ウレタンの敷き布団には、蒸されやすい、ウレタン特有の臭いがただようなどのデメリットがあります。
ポリエステル
ポリエステルの敷き布団は、割安な価格で手に入ります。ただし、ポリエステルの敷き布団には、吸湿・放湿機能がほぼない、静電気が発生しがちというデメリットがあることを理解しておきましょう。
また、ポリエステル自体はダニのエサにはなりませんが、静電気により吸着したゴミや汚れがダニを呼び寄せる恐れがあります。
マットレスと敷き布団の併用はNG
マットレスの上に分厚い敷き布団を重ねると、マットレスの体圧分散性が損なわれたり、通気性が悪くなったりする恐れがあります。マットレスと敷き布団の併用はおすすめできません。
マットレスに組み合わせるなら高級ベッドパッドがおすすめ
マットレスに重ねて使うなら、ベッドパッドがおすすめです。ベッドパッドは敷き布団よりも厚みが薄い寝具です。ベッドパッドは、マットレスの寝心地を補正する、汗や汚れがマットレスに染みこむことを防ぐ、などの目的で使われます。なお、購入の際は、マットレスとサイズがあう商品を選びましょう。
シェーンベルグ敷きふとん・ベッドパッド
シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、オーストリアのmoosburger社のロースハーを使っています。同社は、世界で唯一長毛のロースハーを使用しています。長毛のロースハーは弾力性がよく、畳やフローリングに直接敷いても体が痛くなりません。通気性・吸湿・放湿性にも優れ、一年中快適に使えます。
ロースハーがへたったときには、メンテナンスもお受けいただけます。お気軽にご相談ください。
ベッドでお休みの方には、ベッドパッドもおすすめです。
高級敷き布団に体をゆだねて。高品質・高級な素材が
安眠をもたらします
高級敷き布団は、心地よい眠りをもたらします。保温性や底付き感、体圧分散性などにこだわって高級敷き布団を選びましょう。
シェーンベルグでは、ヨーロッパの高品質・高級な素材にこだわった寝具を用意しています。ロースハーの敷き布団は、畳やフローリングに直接敷いても快適に眠っていただけます。高級敷き布団をお求めの際は、ぜひ、シェーンベルグの敷き布団をご検討ください。