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夏用掛け布団は必要?選び方やおすすめの寝具を紹介

by 山内由佳 on July 07, 2023

 

「これほど暑いのに、なぜ掛け布団を着て眠らなくてはいけないの?」と、疑問に思う方は多いのではないでしょうか。たしかに暑さで寝苦しければ、布団の必要性を感じにくいかもしれません。しかし、クーラーや扇風機などで快適な環境を整えていれば、「夏に掛け布団は不要」とは言い切れないでしょう。

ここでは、夏用掛け布団の必要性について、選び方やおすすめの寝具に触れつつ解説します。質のよい睡眠をとって夏を元気に乗りきるために、寝具を見直してみましょう。

 

夏用掛け布団を使うと気持ちよく眠れる

夏には夏用掛け布団の使用が適しています。掛け布団は、中綿の量によって適した季節が決まっています。夏用掛け布団は中綿の量が少なく、通気性がよくほどほどの保温性があります。一方、冬用の分厚い掛け布団は、保温性が高すぎて夏には不向きです。冬用掛け布団を使っている方は、夏用掛け布団に交換しましょう。

 

夏用掛け布団が必要な2つの理由

夏には寝汗をよくかきます。その上、エアコンや扇風機を使っていれば、季節はどうあれ寝室は涼しくなっているでしょう。夏用掛け布団が必要な2つの理由を紹介します。

 

寝汗を吸収するため

夏用掛け布団が必要な理由の1つは、寝汗を吸収するためです。寝汗によって体の表面が濡れた状態になると、体が冷えやすくなり、寝心地が悪くなったり、体調を崩したりする恐れがあります。

また、寝具内の湿度を適切に保つためにも、夏用掛け布団が必要です。安眠するためには、寝具内の湿度をほどよく保たねばなりません。寝汗をかきやすい時期であるからこそ、夏用掛け布団で寝具内の湿度を調整しましょう。

 

過剰な冷えから体を守るため

過剰な冷えから体を守るためにも、夏用掛け布団は欠かせません。エアコンや扇風機などで寝室を適温に調整している人は多いでしょう。しかし、寝ている間は無意識なので、常に快適な温度に調整できているとは限りません。寒いまま一晩過ごしてしまえば、翌朝の体調が心配です。

 

夏用掛け布団を選ぶポイント

夏用掛け布団を選ぶポイントを以下にまとめました。

 

  • 接触冷感作用
  • 冷感持続作用
  • 軽さ
  • 肌ざわり
  • 機能性
  • 保温性
  • 吸湿性
  • 通気性
  • お手入れしやすさ

 

接触冷感作用や冷感持続作用、肌触りは、肌に直接触れるカバーの特性に大きく影響を受けます。

 

夏用掛け布団に適した寝具一覧

夏用掛け布団に適した寝具を、以下にまとめました。

 

  • 夏用肌掛け布団(キルトケット)
  • タオルケット
  • ガーゼケット
  • ハーフケット
  • 綿毛布

 

大まかにいうと、中綿が入った肌掛け布団(キルトケット)は保温性が高めです。冷えやすい体質の方、部屋を涼しくして眠る方などは、肌掛け布団を中心に寝具を選ぶと夏特有の冷えから体を守れます。

 

夏用肌掛け布団(キルトケット)の選び方とおすすめの人

夏用肌掛け布団(キルトケット)の特徴と選び方に触れつつ、おすすめの人も紹介します。

 

羽毛の肌掛け布団

羽毛の肌掛け布団は、保温性がやや高めです。冬用の羽毛掛け布団と比べると、夏用の羽毛掛け布団は羽毛の量が少なめ。ふんわりと軽い質感で、体を冷えから守ります。

寝室の冷えが気になる方は、羽毛の肌掛け布団で心地よい温度環境をキープしましょう。

 

コットンの肌掛け布団

コットンの肌掛け布団は、やや重さがあるところが特徴です。軽すぎる掛け布団ではなんとなく落ち着かない、という方はコットンの肌掛け布団を選ぶとよいでしょう。加えて、コットンの肌掛け布団には洗えるものが多く、羽毛の肌掛け布団と比べるとお手入れが簡単です。

 

バンブーの肌掛け布団

バンブーの肌掛け布団は、通気性・吸湿性・放湿性・天然の防虫効果などに優れています。加えて、洗濯性も良好です。

バンブー繊維はエコな繊維としても注目を浴びています。エコな暮らしへの関心が高い方も、バンブー肌ぶとんを検討してみるとよいでしょう。バンブー繊維については、こちらの記事もご覧ください。

 

竹(バンブー)繊維は寝具におすすめ!メリットやエコロジーな理由を解説

 

合成繊維の肌掛け布団

合成繊維の肌掛け布団の魅力は、コストパフォーマンスと洗濯性です。ポリエステルならホコリが出にくいなど、合成繊維それぞれの特徴も注目して選ぶとよいでしょう。

ただし、合成繊維の肌掛け布団は、天然素材のものと比べると、吸湿性や放湿性が振るわない傾向が見られるのでご注意ください。

 

そのほかの夏用掛け布団の選び方とおすすめの人

ケット類や綿毛布は、暑さに敏感な方に向いている寝具です。それぞれの特徴と選び方、おすすめの人を解説します。

 

タオルケット

タオルケットは、文字どおりタオルのような肌ざわりの寝具です。各タオルメーカーからタオルケットが販売されているので、好きなブランドの商品から選んでみてもよいでしょう。タオルケットは洗濯に強く、毎日のように洗って清潔に使いたい方におすすめです。

 

ガーゼケット

ガーゼケットは、数枚のガーゼを積層して折られた寝具です。層の間に空気を含むため軽く、素材によって質感が異なります。軽い着心地が好きで寝汗を多くかく方には、ガーゼケットがおすすめです。

 

ハーフケット

ハーフケットは、素材や織り方ではなく、サイズに着目した呼び方です。ハーフケットは、コンパクトなサイズ感が特徴です。子ども用の掛け布団を探している方や、お腹の上だけかけて使いたい方には、ハーフケットが向いています。

 

綿毛布

綿毛布は、コットン100%の毛布です。一見タオルケットのようにも見えますが、綿毛布の場合は生地表面のループがカットされています。綿毛布は、肌ざわりがやわらかです。肌ざわりを重視しつつ吸湿性がよい寝具を選びたいという方は、綿毛布を検討してみましょう。

 

夏用掛け布団におすすめのカバー

肌掛け布団には、通常カバーをかけて使用します。上述したように、カバーによって寝心地は変わるため、以下の2つのポイントを重視しましょう。

 

  • 天然素材を使っているか
  • 接触冷感作用・冷感持続作用はどの程度か

 

中綿と同じく、掛け布団のカバーも天然素材がおすすめです。「麻」は、ひんやりした感覚とシャリシャリした肌ざわりが特徴。寝汗の吸いやすさを重視するなら、「コットン」や「テンセル」がおすすめです。

 

また、接触冷感作用のあるカバーの掛け布団を選ぶと、心地よいひんやり感を得られます。ひんやり感はずっと持続する訳ではありません。しかし、ほてった体を少しでも冷やしてくれると、体温が下がる過程で眠気を感じられ、スムーズに眠れるでしょう。なお、接触冷感作用に着目して夏用掛け布団を選ぶ場合は、冷感素材の種類や、Q-max値がポイントとなります。

 

夏用掛け布団のお手入れ方法

羽毛やコットンを使った肌掛け布団には、本体を洗えないものが多く見られます。本体を洗えない場合は、カバーのみ洗いましょう。本体は布団乾燥機や天日干し・陰干しで適時湿気を飛ばしてください。

合成繊維の肌掛け布団には自宅で丸洗いできるものが多く見られます。洗濯性を重視したい方は、合成繊維の肌掛け布団を検討してもよいでしょう。ただし、上述したように、合成繊維の肌掛け布団は、通気性や吸湿性、放湿性が振るわないことを頭に入れておいてください。

タオルケット・ガーゼケット・ハーフケット・綿毛布は、一般的にカバーをかけずに使います。本体を洗えるものが多いため、洗濯表示に従い定期的に洗って使いましょう。

 

シェーンベルグのバンブー肌ふとん

シェーンベルグのバンブー肌ふとんは、中綿にバンブー繊維を80%使用しています。バンブー繊維は有害な薬品を使用しないで紡績された、エコな素材。天然素材のなめらかさに加え、吸湿性・放湿性も備えています。その上、バンブー特有の天然の防虫効果で、ダニや菌の繁殖も防ぎます。

バンブー肌ふとんは洗濯も可能です。家庭用の洗濯機で丸洗いできるため、寝汗をかきやすくなる夏にぴったり。気持ちよい肌ぶとんで、心地よくお休みください。

 

【Hoops】バンブー肌ふとん

 

【Dahlia】バンブー肌ふとん

 

夏用掛け布団は寝汗を吸って、冷えから体を守ります

夏用掛け布団は、夏の夜を快適に過ごすための大切な寝具です。保温性を重視するなら中綿が入った肌掛け布団を選びましょう。バンブーなど天然素材の中綿なら、通気性・吸湿性・放湿性がよく快適に眠れます。

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