カートに商品が入っていません
敷布団の臭いが気になる、掛布団はそうでもないのに敷布団の方は、なんだか臭い……そのように感じている人はいませんか?敷布団は重く、毎日布団を上げ下ろししていても、洗濯やシーツやカバーの付け替えは億劫になっていないでしょうか。また、寝汗が溜まりやすいところも、敷布団が臭くなる理由の1つです。
この記事では、敷布団が臭いときの原因や、対処法や予防策を紹介します。ぜひ、参考にしてください。
なぜ敷布団は臭くなりやすい?
敷布団も掛布団も毎日使用しているはず。しかし、敷布団の臭いが気になるという人は多いのではないでしょうか。
敷布団が臭くなりやすい理由は、掛布団よりも大量の寝汗を吸収しているためです。掛布団と体の間にはいくらか隙間が空いています。一方、敷布団と体は、ぎゅっと密着しており、寝汗が染みこみやすくなります。
敷布団が臭い6つの原因
以外かもしれませんが、汗そのものには臭いはありません。ただし、湿っぽい環境では、さまざまな臭いが発生しやすくなります。また、タバコや、下痢・嘔吐・おねしょなどの影響で敷布団が臭い場合もあります。
1.細菌がつくり出した臭い
汗腺の働きが悪いと臭いのある汗が出る場合もありますが、基本的に汗は無臭です。敷布団が臭くなる原因は、細菌が汗や皮脂の汚れから作り出した「臭いのもと」です。
細菌は湿って栄養分が豊富な環境を好みます。体温でほどよい温もりがキープされ、皮脂や髪の毛などが付着した敷布団は、細菌が活発に働く状態といえるでしょう。
2.カビが臭い
湿った環境では、カビも発生しやすくなります。生臭いような、鼻をつくような臭いがするときは、カビが発生しているかもしれません。
赤カビ・黒カビ・青カビ・ススカビなど状況によってさまざまなカビが生えます。側生地の上からは分からなくても、素材にカビが生えている場合もあるため要注意です。カビは臭いを出すだけではなく、アレルギーをはじめとする体調不良を引き起こすため、買い換えも含め早急に対処する必要があります。
敷布団に生えるカビについては、こちらも参考にしてください。
3.加齢による臭い
ミドル脂臭、加齢臭などの体臭が染みついている場合も、臭いが発生します。そもそも体臭とは、「汗の臭い」と「皮脂の臭い」がミックスされたもの。敷布団には寝汗と皮脂が染みこんでいるため、体臭を感じやすいという訳です。
体臭は、ミドル脂臭は、40代頃から発生しやすい油っぽい臭いです。加齢臭は、中高年が発する臭いです。
4.敷布団に使われる素材の臭い
臭い原因が、敷布団の素材にある場合もあります。天然素材の敷布団は湿っぽい環境で臭いが際立つ傾向が見られます。敷布団に使われる木綿(コットン)や羊毛(ウール)などは、注意してください。
なお、天然素材ではありませんが、ラテックスやウレタンも特有の臭いがあります。人によっては染料の臭いが気になる場合もあります。
5.タバコの臭い
タバコには臭いのもととなる成分がたくさん入っています。臭いのもととなる成分は繊維に付着しやすく、仮に寝室でタバコを吸っていれば、寝具どころかカーテン、壁、パジャマにまでタバコの臭いが染みついている可能性があります。
6.下痢・嘔吐・おねしょなどの影響で臭い
きちんと処理をしたつもりでも、下痢・嘔吐・おねしょなどの影響で臭いを感じる場合もあります。そもそも洗濯できない敷布団を使っていれば処理が難しく、体調が悪いときに適切な対処をすることは大変でしょう。
洗えない敷布団に嘔吐したときの対処法については、こちらも参考にしてください。
洗えない敷布団に嘔吐したらどうすればいい?対策や対処法を紹介
敷布団が臭いときの対処法
敷布団が臭いときの対処法を紹介します。湿気を飛ばして臭いを和らげる方法と、スプレーで臭いをマスキングしたり除菌したりする方法を試してみましょう。
なお、重くかさばる敷布団は自宅での洗濯しようとすると大変です。コインランドリー、あるいはクリーニング店に持ち込みましょう。
天日干し・陰干しする
湿気を取り除くと、敷布団の臭いが和らぐ可能性があります。必ずしも天日干しにこだわる必要はありません。むしろ天日干しすると紫外線で側生地や素材が傷む恐れがあるため、室内で陰干しするとよいでしょう。
消臭スプレー・除菌スプレーをかける
臭いのもとを分解できなければ根本的な解決にはなりませんが、消臭スプレーも効果的です。タバコ・加齢臭に特化したものなど、臭いに合わせてスプレーを選びましょう。臭いのもとを作り出す細菌を弱らせる、除菌スプレーもおすすめです。
なお、スプレーをかけて湿ったまま敷布団を放置すると、カビの原因になる場合があります。陰干しする、エアコンで除湿するなどして、敷布団をしっかり乾かしましょう。
コインランドリー・クリーニングで洗う
コインランドリーやクリーニングを活用して、敷布団を洗いましょう。丸洗いすると汗も汚れも取り除けてきれいな状態を取り戻せます。
敷布団は、家庭用の洗濯機ではなかなか洗えません。お風呂に浸して洗う方法を紹介しているサイトもありますが、水を吸った敷布団が重すぎる、完全に乾くまで時間がかかりすぎる、など失敗するリスクがあります。
敷布団が臭くならないための対策
敷布団の臭いが取れたら、臭くならないように予防しましょう。敷布団本体は重くてメンテナンスが大変ですが、シーツや布団カバーなどをうまく活用すれば臭いが発生しにくくなります。
こまめにシーツや布団カバーを洗う
シーツや布団カバーを敷布団に装着して使い、適時洗いましょう。敷布団本体は洗えなくても、薄手の生地なら洗えます。直接体に触れるシーツや布団カバーには、天然素材がおすすめ。肌触りがよく、吸湿性・放湿性がよい生地を選ぶと心地よく眠れます。
防水シーツを使う
下痢・嘔吐・おねしょの被害を防ぐためには、防水シーツが役立ちます。ただし、防水シーツには寝心地が悪い場合もあるでしょう。日常的に装着しておく必要はなく、具合が悪いときのみ使用をおすすめします。
除湿シートを使う
湿気を取り除く目的で、除湿シートも活用しましょう。特にフローリングに敷布団を敷いて寝ている人は、湿気対策が必要です。フローリングは畳よりも吸湿性・放湿性が悪く、カビが生えやすいためです。
敷布団を洗っても臭いときは買い換えのサイン
敷布団を洗っても臭いときは、買い換えを検討しましょう。素材によって多少変わりますが、敷布団は数年程度で寿命を迎えます。素材が寝具としての機能を発揮できなくなると、布団を干しても湿気が飛びにくくなり、溜まった湿気でずっしり重くなります。
また、古い敷布団を使っていると、臭い以外にさまざまなトラブルが発生するため気をつけてください。つぶれた素材では底付き感が出て、洗っても取り除けない汚れが不衛生です。健康や質のよい睡眠のために、敷布団の見直しをおすすめします。
シェーンベルグの馬毛敷ふとん
敷布団を買い換えるなら、シェーンベルグの馬毛敷ふとんがおすすめ。天然素材の馬毛は、吸湿性・放湿性が良好です。適時陰干しをすると長く使えます。フローリングや畳、ベッドでマットレスの上に載せても使えます。
また、素材がへたってきたと感じたときは、シェーンベルグにご相談ください。無料で打ち直しいたします。クリーニングしたいときもご相談ください。
敷布団が臭いときは買い換えも検討を
寝汗による湿気や皮脂汚れが溜まりやすい敷布団は、臭いが発生しやすい環境といえます。素材そのものの臭いや、タバコなども臭いの原因となります。臭いを和らげるには、湿気を取り除き、消臭スプレー・除菌スプレーが効果的です。
ただし、寿命がきた敷布団は、洗っても臭いが落ちません。状況に応じて敷布団の買い換えをおすすめします。