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低反発なテンピュール枕は、包まれるような感覚が人気の枕です。テンピュール枕には、洗えない、硬さが季節によって変わるなど、ほかの枕とは特性が異なる点もあります。購入する前に、取り扱いにかかわる情報を把握しておきましょう。
ここでは、安眠のために枕を求める人に向け、テンピュール枕の特徴をメリットや注意点を交えて紹介します。テンピュール枕のお手入れ方法も紹介するため、参考にしてください。
テンピュール枕の素材
低反発で体圧分散性に優れるテンピュール枕は、多くの人に好まれています。
テンピュール枕には、NASAが宇宙服開発の過程でつくった素材が活用されています。テンピュールの特徴は、加えた圧力が取り除かれると、じんわりと元に戻る復元力。テンピュールは技術の結晶であり、製造方法はごく限られた科学者しか知りません
テンピュール枕のメリット
テンピュール枕の人気が絶えない理由は、寝心地のよさと、種類の豊富さです。オーダーメイドのような感覚の枕は、多くの人をとりこにしています。
寝心地がよい
テンピュール枕は体圧分散性に優れるため、肩や首に苦痛を感じず眠れます。
体圧分散性とは「圧力分散させ、特定の体の部位に圧力がかかることを避ける機能」で、枕の場合は「頭圧分散」とも呼ばれます。テンピュール枕は、医療分野に使われるほどの体圧分散性です。枕があわないと感じている人は、テンピュール枕を使うと悩みが解決するかもしれません。
パートナーや子どもと一緒に寝ている人にも、テンピュール枕はおすすめです。テンピュールは衝撃を吸収するため、一緒に寝ている人が寝返りをしたり、起き上がったりしたときの吸収を感じさせません。テンピュールのマットレスなど、枕以外の寝具もそろえると、より快適に眠れるでしょう。
種類が多い
形状や機能性が異なる、あらゆる枕がつくられています。知名度の高いものでは、波打った形状がユニークな「オリジナルネックピロー」や「ミレニアムネックピロー」が挙げられます。
ほかにも、三日月形の「ソナタピロー」、アルファベットのXのような「オンブラシオピロー」をした枕なども人気です。昔ながらの枕とほぼ変わらない形をした「コンフォートピロー オリジナル」という枕もあります。
テンピュール枕のそれぞれの形は、人間工学にもとづき設計されたものです。寝相や悩みを考えつつ、最適なものを選んでみてはいかがでしょう。
テンピュール枕の選び方
テンピュール枕は、枕の高さ・サイズと、寝相(寝方)、弾力性の3つの観点から選べます。
高さ・サイズ
テンピュール枕を選ぶ際は、「高さ」がポイントです。自分にあった高さを選ぶと、呼吸が楽になり、肩や首に負担がかかりにくくなります。テンピュールの枕には、最大で5種類の高さ・サイズのラインがあります。それぞれのラインに向く人は、以下のとおりです。
- Lサイズ:大柄な男性、高めの枕を好む男性
- Mサイズ:一般的な男性
- Sサイズ:女性、低めの枕を好む男性、ストレートネックの人
- XSサイズ:低めの枕を好む女性
- ジュニアサイズ:子ども用、旅行用に持ち運べる枕がほしい人
寝相
枕選びの際は、普段の寝相も考慮しましょう。どの寝相になりがちなのかわからない人には、あらゆる寝相に対応できるコンフォートピロー オリジナルがおすすめです。
仰向け
テンピュールの定番商品である、ミレニアムネックピロー・オリジナルネックピローは、仰向け寝に適した枕です。また、ソナタピローも検討しましょう。ソナタピローのゆるやかなカーブが首や肩口にフィットし、しっかりと仰向け寝をサポートします。
横向け
オリジナルネックピロー・ミレニアムピロー・ソナタピローは、横向けで寝る人におすすめです。頭部から腰まで、背骨をまっすぐに保てるかをチェックして高さやサイズを決めましょう。
いびきが気になる人にも、横向けで寝られる枕がおすすめです。いびきは、舌が重力で下がり、気道を塞ぐことで発生することで発生します。横向きになれば、重力によるいびきを抑えられます。
うつぶせ
ユニークな形のオンブラシオピローは、うつぶせ寝のためのテンピュール枕です。オンブラシオピローを抱きかかえると、上半身の位置が高くなり、うつぶせでも苦しくなりません。なお、オンブラシオピローは、ワンサイズのみです。
寝返りの多い人
寝返りの多い人には、コンフォートピロー オリジナルがおすすめです。コンフォートピロー オリジナルは格別にふわふわした枕で、どの向きで寝ても落ち着きます。
コンフォートピロー オリジナルはサイズが63cm×43cmと大きめなため、寝返りをうっても頭が枕から落ちにくい傾向です。ちなみに、定番商品のオリジナルネックピローは、成人用サイズが50cm×31cm。幾分、コンフォートピロー オリジナルのほうが大きめです。
硬さ
枕に頭をのせる瞬間の感覚は、枕の硬さにより変わります。実際にさわってみて、しっくりくるものを選びましょう。硬めの枕を好む人には、ミレニアムネックピロー・オリジナルネックピローがおすすめです。普通の硬さの枕ならば、コンフォートピロー オリジナルです。柔らかめの枕を好む人は、ソナタピロー、オンブラシオピローを試してみましょう。
テンピュール枕の替えどき
テンピュール枕は、3年保証です。使っているうちに、枕の高さがあわない、寝心地が悪くなってきたと感じた場合は、テンピュール枕の寿命がきた可能性があります。寿命がきたテンピュール枕は体圧分散性が損なわれているため、そのまま使っていると睡眠の質が悪くなってしまいます。新しい枕に交換しましょう。
テンピュール枕のデメリット
優れた特性を発揮するテンピュール枕ですが、使用するうえで気をつけたい点を確認しておきましょう。
洗えない
テンピュール枕の本体は、基本的に洗えません。洗える枕はイージークリーンピローのみです。とはいえ、枕には寝汗やフケ、髪の毛が付着するため、なるべくなら洗って使いたいという人もいるかもしれません。
枕本体を洗えないことへの対処として、ピローケースの使用をおすすめします。ピローケースを頻繁に洗えば、カビやダニの発生を抑制可能です。
テンピュール枕本体のメンテナンスについては、以降で詳しく解説します。
季節により硬さが変わる
テンピュール素材は、温度が低い場合は硬く、高い場合は柔らかくなる性質をもちます。冬と夏で寝心地が変化するため、気になる人もいるかもしれません。ただし、硬さが変わるといっても、頭の沈み込む感覚が変わるのみです。テンピュール枕の体圧分散性が変わるわけではありません。
テンピュール枕のメンテナンス方法
テンピュール枕には高密度に樹脂が詰まっており、通気性は低い傾向です。湿気がたまらないように、枕をこまめに陰干ししましょう。ピローケースをかけて使い、汚れたらすぐタオルなどで拭くと、枕本体をきれいに保ちやすくなります。テンピュール独特のにおいが気になる場合は、市販の消臭スプレーを利用しましょう。
また、テンピュール枕は洗濯ができないだけではなく、タンブル乾燥機も使えません。枕が湿っぽいからといって無理に乾燥機を使うと、素材がボロボロになるためやめましょう。
メンテナンスしやすく長持ちするシェーンベルグの枕
寝心地のよい枕をお求めならば、シェーンベルグの枕も検討してみてはいかがでしょう。馬毛枕をはじめとする、シェーンベルグの枕を紹介します。
馬毛枕
馬毛(ロースハー)は、日本では聞き馴染みがないかもしれません。一方、ヨーロッパでは、馬毛は高級な素材として名を馳せています。シェーンベルグの馬毛枕は、弾力性があり頭部をしっかり支えるため、いろいろな寝相の人におすすめです。
馬毛枕の価格は割高に感じるかもしれませんが、定期的に馬毛をほぐす、丸洗いをするなどのメンテナンスを行うと、長く愛用していただけます。シェーンベルグの店舗では馬毛枕のメンテナンスをサポーとしています。お気軽にお問い合わせください。
その他の枕
シェーンベルグでは、ホワイトグースダウンやフェザー、アルパカ枕などの枕も取り扱っています。天然素材の柔らかさや温もりがたまらないシェーンベルグの枕を、ぜひ、お試しください。
テンピュール枕はお手入れがポイント。天然素材のシェーンベルグの枕もご検討ください。
テンピュール枕は、医療分野でも使われるほどの高機能・高品質を誇ります。ただし、メンテナンスには注意が必要です。洗濯はピローケースのみにして、本体は陰干しによりケアしましょう。
上質な天然素材を惜しみなく使ったシェーンベルグの枕は、ヨーロッパの伝統技術を堪能できます。至福の使い心地をお試しください。