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枕が肌荒れの原因になる?枕が肌に与える影響と適切なケア方法

by schoenberg01 on April 22, 2025

枕や枕カバーは、知らないうちに肌トラブルの原因となっている場合があります。頻繁にニキビや吹き出物に悩まされる方、原因不明の肌荒れが繰り返される方は、スキンケア製品や食生活だけでなく、枕の状態をチェックしてみる必要があるかもしれません。

そこでこの記事では、枕が肌に与える影響と、枕ケア方法について解説します。

肌荒れの原因となる枕の汚れの元は?

枕が原因で肌荒れになる理由は、雑菌や汚れです。では、この汚れとはどのようなものか?というと、主に以下の2つです。

  • フケ・アカ
  • ヘアケア製品

これらの汚れが枕や枕カバーに染みつき、肌荒れを引き起こします。これらの汚れが付着した枕の注意点について、以下で解説します。

フケ・アカ

枕の表面には睡眠中に多くの汚れが蓄積します。特に、フケ、アカ、皮脂などは避けられない汚れです。これらの汚れは、肌荒れやニキビの直接的な原因となります。

また濡れた髪のまま就寝すると枕が湿ったままとなり、雑菌の繁殖環境を作ります。これらの汚れを放置し続けると、雑菌だけでなくカビやダニの発生源ともなり、肌トラブルの可能性が高まります。

ヘアケア製品

寝る前に使用するヘアクリームやヘアオイルは、睡眠中に枕や枕カバーに移ります。たとえ髪をしっかり乾かしていても、これらのヘアケア製品は枕に付着し、目には見えない汚れとなって蓄積していきます。

特に問題なのは、これらの油分が時間とともに酸化し変質することです。変質した油分は雑菌の栄養源となり、繁殖を促進します。また、こうした油分は毛穴を詰まらせる原因にもなるため、頬や額のニキビや肌荒れにつながりやすいのです。

肌トラブルを防ぐには、以下の方法が効果的です。

  • 寝る前のヘアケア製品の使用量を控えめにする
  • 就寝時間より早めにヘアケア製品を使用する
  • 枕カバーを頻繁に洗濯する

できるだけヘアケア製品が付着しないような枕の使い方を心がけましょう。

枕の表面は知らないうちに雑菌が繁殖している

人は睡眠中にコップ1杯分もの汗をかき、特に頭部は発汗が多い部位です。この汗が枕に染み込むだけでなく、皮脂やフケなども付着するため、枕の表面は雑菌が繁殖しやすい環境となっています。

特に

「髪を洗わずに就寝する」
「濡れた髪のまま寝る」
「枕カバーを定期的に洗濯しない」

といった習慣がある場合、雑菌の繁殖リスクは格段に高まります。

これらの雑菌は、肌荒れや吹き出物、さらには呼吸器系の不調を引き起こす可能性もあります。

枕の雑菌は一晩で4倍以上に増える

P&G社が行った「一晩でシーツにどの位の菌が増えるか?」という実験では、睡眠前と比較して雑菌が4倍以上に増加することが確認されています。

実験概要:
● 被験者: 30代〜40代の男性8名
● 実施期間: 2009年1月5日~26日
引用元:P&Gのプレスリリース | 共同通信PRワイヤー

さらに、同じ寝具を1週間使い続けると、雑菌数は当初の11~12倍にまで増殖します。これらの実験はシーツを対象にしたものですが、頭部から直接フケや皮脂、汗が付着する枕や枕カバーでは、さらに多くの雑菌が繁殖している可能性が高いと考えられます。

枕のダニはどんな場合でも存在している

「枕に雑菌が繁殖しているなんてショック」
「枕にダニが生息しているなんて清潔じゃない」

上記のように考える方もいると思いますが、一般家庭のどんな枕にも微小なダニが生息しており、特に不衛生ということはありません。

しかし、ダニの死骸や糞は強力なアレルゲンとなり、アレルギー体質の方に肌荒れや呼吸器系の症状を引き起こす原因となります。

ただし、健康な皮膚のバリア機能を持つ普通肌の方であれば、枕に生息するダニが直接的な健康被害をもたらすことはほとんどありません、

枕の肌荒れ・ダニ対策

枕が原因で肌荒れしている方は、以下の方法を試してみてください。

  • 寝方を変える
  • 枕カバーを交換する
  • 枕にタオルを巻く

基本的には、枕を清潔にすることが大切です。

なお、肌荒れに枕が影響しているかどうか?を判断するには、肌荒れしている部位を確認してみてください。たとえば、横向きに常に右向きに寝ている場合で、顔の右側にニキビなどができやすい場合は、枕が影響している可能性が高いといえます。

以下では、具体的な効果を解説していきます。

寝方を変える

枕に顔を強く押し付けるうつ伏せ寝は、肌トラブルを誘発する原因となります。うつぶせは、肌と枕の密着により通気性が低下し、高温多湿の環境が作られるため、雑菌が繁殖します。

また、枕の表面に付着した雑菌が毛穴に侵入しやすくなるだけでなく、毛穴が塞がれて皮脂が排出できなくなることでニキビの原因となるのです。

横向き寝の場合も、唾液が枕に染み込みやすく、ダニの繁殖を促進します。枕に付着したフケや皮脂、唾液などの汚れは、ダニやカビの栄養源となります。

そのため、肌荒れやダニ対策には、仰向けでの就寝を心がけ、枕との接触面積を最小限にしましょう。

枕カバーを交換する

たとえ毎晩髪を洗って清潔にしていても、睡眠中には必ず皮脂やフケが枕カバーに付着します。この汚れが蓄積されると雑菌の温床となり、肌荒れやニキビの原因になってしまいます。

そのため、最低でも2~3日に1回は枕カバーを交換、または洗濯しましょう。目安としては週1回の洗濯が基本ですが、汗をかきやすい夏場は週2回が理想的です。

美肌を保ちたい方は、複数の枕カバーを用意して頻繁に交換する習慣をつけましょう。

枕にタオルを巻く

枕にタオルを巻く方法は、枕本体やカバーの汚れを防ぎます。タオルは汗や皮脂などの分泌物を直接吸収するため、枕本体への汚れの浸透を防ぎ、結果的に枕の寿命を延ばします。

特に洗濯で傷みやすい素材の枕カバーを使用している場合や、乾燥に時間がかかる厚手のカバーを使用している場合に有効です。

タオルを使用する際は、寝返りでずれないよう枕全体を包めるサイズを選び、2~3日に1回の頻度で交換しましょう。

肌荒れを防ぐためには枕カバーの洗濯も必須

枕カバーを使用している場合は、枕カバーを定期的に洗濯しましょう。ここまでで解説したように、枕カバーについた汚れや雑菌が肌荒れの原因となるからです。さらに、不衛生な枕カバーを使用していると睡眠の質を下げる可能性もあります。

上記で解説したように、仰向けで寝ることで多少のリスクは軽減できますが、人は一晩に約20回もの寝返りを無意識のうちに打っているといわれています。つまり、自分では気づかないまま、顔が枕に何度も接触しているのです。

そのため、「枕が顔につかないように寝ている」という方も、洗濯は定期的に行いましょう。

枕カバーの洗濯頻度は?

枕カバーは、週に1~2回の洗濯が目安となります。この頻度を守ることで、雑菌の繁殖や肌荒れのリスクを大幅に減らせます。

ただし、季節によって洗濯頻度の調整が必要です。特に梅雨や夏場は汗の量が増えます。このような高温多湿の季節は、週に2~3回の洗濯がおすすめです。

枕カバーの洗い方

肌荒れを防ぐために、枕カバーの正しい洗い方を覚えておきましょう。枕カバーは、単に洗濯機で洗えば良いわけではありません。

枕カバーの素材に合った洗剤を使う

枕カバーを洗濯する際は、素材に適した洗剤を選びましょう。一般的な綿素材の枕カバーであれば、通常の中性洗剤や蛍光剤配合・無配合の洗剤のいずれも使用可能です。

シルクなどのデリケートな素材でできた枕カバーには、生地を傷めないよう中性洗剤が最適です。また、淡い色合いの枕カバーは蛍光剤無配合の洗剤を選ぶと、変色のリスクを減らせます。

汗の臭いや頑固な皮脂汚れが気になる場合は、酸素系漂白剤を使用すると効果的です。

洗濯表示を確認する

枕カバーを洗う前に、洗濯表示をチェックしましょう。素材によって適切な洗濯方法が大きく異なるため、表示を無視すると生地を傷める原因になります。

洗濯表示には、以下の情報が記載されています。

  • 洗濯機や脱水機の使用可否
  • 手洗いの必要性
  • 漂白剤・蛍光剤の使用可否
  • アイロンのかけ方
  • 乾燥方法

誤った洗濯方法は枕カバーの縮み、色落ち、生地の損傷を招き、寿命を縮める原因になります。

汚れ・においが気になる場合は「つけおき」がおすすめ

枕カバーは体の汚れを直接吸収するため、通常の手洗いや洗濯機では完全に落としきれないことがあります。特に汗や皮脂による黄ばみや体臭が気になる場合は、「つけおき洗い」が効果的です。

方法は簡単で、洗濯桶やバケツにぬるま湯を入れ、洗剤を溶かし、その中に汚れた枕カバーを浸して約1時間放置します。汚れや臭いがひどい場合は時間を延ばしても良いですが、長すぎると生地を傷めたり、浮いた汚れが再吸着する恐れがあります。

つけおき後は洗濯表示に従って通常洗濯してください。

枕カバーの乾燥方法

洗濯後の枕カバーの乾燥方法も、素材によって異なります。素材別のおすすめの干し方は、以下のとおりです。

  • シルク…風通しが良い場所・陰干し
  • タオル地…乾燥機
  • ガーゼ…風通しが良い場所・陰干し
  • 綿…風通しが良い場所・陰干し
  • リネン…風通しが良い場所・陰干し

乾燥機を使用して良いのはタオル地だけとなります。その他の素材は、乾燥気を使わずに干しましょう。

枕で肌荒れしないために清潔を心がけましょう

日々の生活の中で、肌荒れの原因として食生活やスキンケアについて気にかけることはあっても、枕の衛生状態についてはあまり意識していないかもしれません。しかし、本記事で紹介したように、枕は私たちが考える以上に肌トラブルの重要な原因となっています。

そのため、枕や枕カバーはできるだけ清潔を心がけ、雑菌が繁殖しない環境を作りましょう。これにより、肌荒れを抑えられるだけではなく、睡眠の質も向上します。

また、睡眠の質を向上させるためには、自分に合った枕を選ぶことも重要です。どんなに頻繁に枕カバーを洗濯していても、自分の頭や首の形状に合わない枕では、深い眠りを得ることはできません。また、素材や高さが体質に合っていない枕は、肌への負担も大きくなります。

理想的な睡眠環境を作るためには、清潔さを保つ習慣と同時に、自分の体型や睡眠習慣に合った枕選びにも目を向けてみてください。

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三層式枕

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シェーンベルグの三層式枕は、ホワイトグースのダウン・フェザーを使用しており、羽毛枕特有の通気性・保湿性の高さはもちろん、吸湿・発散性にも優れ、いつでも快適にご利用いただくことができます。

こちらも馬毛枕よりもお求めやすい価格となっております。 柔らかいのに沈み過ぎないので、硬い枕に抵抗がある方やストレートネック解消の枕としておすすめです。

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