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敷布団におねしょをしてしまったとき、どのように対処すればよいかお困りではないでしょうか。洗える敷布団なら丸洗いも選択肢に入りますが、綿や獣毛を使った敷布団には洗えないものも珍しくありません。
ここでは、洗えない敷布団におねしょをしてしまったときの対処法を紹介します。敷布団を丁寧に取り扱い、長く使いましょう。
結論として、洗えない敷布団におねしょをしたときは、クリーニング店への相談を強くおすすめします。
自宅で無理に洗ってしまうと、素材が傷んだり、中綿がよって敷布団が変形したり、臭いが気になったりと、数々の不具合が想定されます。おねしょ汚れは落とせたとしても、敷布団としての機能性が大きく損なわれてしまうでしょう。木綿や獣毛、羽根の敷布団など、天然素材の敷布団には洗えないものが多く見られます。素材が分からないときは洗濯表示を確認すると、洗えるかどうか判断できます。
なお、おねしょのほかに、以下の場合は敷布団をクリーニングに出しましょう。
布団を干すだけでは、汚れやダニ、カビなどは残ったままです。適度なタイミングでクリーニングに出し、敷布団を長持ちさせましょう。
シェーンベルグでは、クリーニング専門店と提携しております。おねしょに限らず寝具を洗いたいときは、お気軽にご相談ください。
洗える敷布団であれば、おねしょをした箇所のみ部分洗いが可能です。以下の手順で実施しましょう。
高温のお湯をかけると、おねしょに含まれるタンパク質が固まってしまいます。40℃程度のぬるま湯で洗いましょう。
丸洗いをするという手もありますが、水を吸った布団は重く、乾かすのも大変な点に注意しましょう。もし丸洗いをするならコインランドリーに持ち込むことをおすすめします。コインランドリーを使えるかどうかは、洗濯表示で「洗濯機洗い」と「タンブラー乾燥」の部分をチェックするとわかります。
クリーニング店にすぐに出せない場合は、以下のような簡単な応急処置を実施すると良いでしょう。市販品を使った応急処置方法を紹介します。
おねしょを確認したら、早急に対応しましょう。なお、おねしょが乾いてしまっている場合は、この拭き取り段階は不要です。
湿った部分に、紙おむつやペットシーツを押し当ておしっこを吸水させます。ただし、これらがある家庭は限られると考えられます。マイクロファイバークロス・キッチンペーパー・タオルや雑巾など手近なものを使っても構いません。
敷布団をぎゅっと押したり、ねじったりすると生地や素材が傷んでしまいます。できる限りでよいのでおしっこの水分を取り除きましょう。
ある程度水分を吸収したら、重曹をまぶします。重曹は水気を吸うとボロボロになるので、はたき落としたり、掃除機で吸いこんだりして回収しましょう。
ちなみに、重曹ではおねしょの臭いは解消できません。なぜなら、重曹の水溶液は、おねしょの成分と同じ弱いアルカリ性であるためです。おねしょの臭いを消すためには、以下で紹介する酸性のクエン酸水を使いましょう。
クエン酸の水溶液は酸性であるため、おねしょに含まれるアルカリ性のアンモニア臭を中和できます。
クエン酸による消臭は、以下の手順で実施しましょう。
クエン酸は、市販のクエン酸スプレーでも構いません。クエン酸スプレーは、お風呂やトイレなどの水回りの掃除で重宝します。常備しておいても良いでしょう。
クエン酸が手元にない場合は、酢でも代用できます。水と酢を1:1で混ぜたものをふきかけ、乾かしましょう。酢も酸性の液体であるため、クエン酸のように消臭効果が期待できます。
おねしょをした敷布団は、よく乾かしましょう。上述したようにクエン酸や酢のスプレーで処理したあとでも、敷布団を湿ったまま放置するとダニやカビが発生する恐れがあります。
雨で布団が干せない、天日干しに向かない敷布団を使っている、などの場合は布団乾燥機、ドライヤーなどで乾かします。また、ジメジメした天気のときは、エアコンやサーキュレーターなどを活用して部屋の湿度を下げましょう。
おねしょの臭いと消臭スプレーが混じると、より鼻につく臭いになる恐れがあります。そもそも、消臭スプレーの多くは、臭いを良い香りで覆い隠しているケースが多く、根本的に臭いを分解しているわけではありません。一時的には良い香りになっても、しばらくするとおねしょの臭いが復活する恐れがあります。また、念入りにスプレーをかけると、消臭スプレーの輪ジミができるかもしれません。
丸洗いや部分洗い、応急処置をしたあとなら消臭スプレーの使用もOKです。消臭スプレーがすぐ乾くように、風通しがよく湿度の低い部屋でスプレーをかけましょう。
敷布団におねしょをしてしまったときに、悩みがちな疑問を紹介します。
そもそも、おねしょの敷布団を洗う必要はあるのか?と考える人もいるかもしれません。応急処置もクリーニング店への依頼も面倒ではあります。しかし、洗わないで放置すると、有害成分が濃縮され強い臭いやシミの発生、雑菌の繁殖の原因となります。
健康被害に発展する恐れもあるため、早めに対処しましょう。特に、赤ちゃんや介護が必要な人など、抵抗力が弱い人が敷布団を使う場合は気をつけましょう。
おねしょをしてから時間が経つと、シミができる恐れがあります。無理をせず、クリーニング店に依頼しましょう。なお、オンラインを見ると酸素系漂白剤やオキシクリーンでシミを落とせたという意見もありますが、おすすめできません。
「オキシ漬け」などは、水洗いが可能なプラスチック製品などに効果を発揮する方法です。汗・皮脂汚れなどのタンパク質は落とせますが、水洗いできない敷布団にはやめておきましょう。
そもそも、以下のアイテムを使えばおねしょから敷布団を守れると考えられます。汚したくない敷布団を使用する際は、ご検討ください。
トイレトレーニング中の小さな子どもがいる家庭では、寝るときのみ紙おむつやおねしょ対策ズボンを履かせているケースも多いものです。臨機応変に対応してはいかがでしょう。
シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、サポート力に優れ、通気性や吸湿性、放湿性も良好です。畳の上だけではなくベッドでも使用でき、療養中など寝ている時間が多い人、腰痛持ちの人などにおすすめの寝心地のよい敷布団です。
シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、自宅での洗濯を推奨していません。馬毛は乾燥が難しく、洗濯に失敗すると臭いに悩まされる恐れがあるためです。おねしょをしたときなど、敷布団の洗濯をご検討の際はシェーンベルグにご相談ください。適切に敷布団をケアすれば、半永久的にお使いいただけます。
洗えない敷布団におねしょをしたときは、クリーニング店へ依頼しましょう。すぐに依頼できないときは、クエン酸や酢などで応急処置をすると臭いが和らぐ可能性があります。
シェーンベルグでは、天然素材の持ち味を活かした寝心地のよい馬毛敷ふとんを販売しております。クリーニングも承ります。馬毛敷ふとんのご購入を検討の際は、お気軽にご相談ください。
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