カートに商品が入っていません
オンラインや量販店などで手に入るポリエステル敷布団。お手頃な価格も手伝って、ポリエステル敷布団を購入する人は多いでしょう。しかし、よく考えずにポリエステル敷布団を購入すると、寝心地に満足できないかもしれません。ここでは、ポリエステル敷布団のメリットと注意点、気持ちよく使うコツなどを解説します。
ポリエステル敷布団のメリット
ポリエステル敷布団のメリットを解説します。軽くて割安なだけではなく、アレルギーを持つ人にもポリエステル敷布団はおすすめ。また、合成繊維であるからこそ、ポリエステルにはさまざまな機能を付与できます。
メリット1.軽い
ポリエステル敷布団は軽く、お手入れが簡単です。敷布団の上げ下ろしや、天日干し・陰干しの際には、敷布団を持ち運ばなければいけません。敷布団の収納やお手入れをして気持ちよく過ごすためには、軽さは重要なポイントです。女性や子ども、高齢の人など非力な人ほど、敷布団の軽さを重視するとよいでしょう。
しかし、軽いだけの敷布団は要注意です。ただ中綿を減らしただけの敷布団には、底付き感があります。サポート力を求める人は、やや重めではありますが、固綿が入ったポリエステル敷布団も検討してみてください。固綿は綿や樹脂などを固めたもので、敷布団に入れるとサポート力が増します。
メリット2.安い
敷布団の値段はピンからキリまで幅広いものです。ポリエステル敷布団には1万円以下で購入できるものもあり、値段を重視する人にとっては大いに魅力的でしょう。掛布団もポリエステル製を選べば、大幅に値段を抑えられます。仮にこまめにお手入れができていなくても、割安であるため気軽に買い換えられます。
メリット3.衛生的に使いやすい
ポリエステル敷布団には洗えるものが多く、吸湿性が低いため乾かしやすい傾向が見られます。家庭やコインランドリーで頻繁に洗えるなら、清潔に使えるでしょう。しかし、ポリエステル製でも、固綿敷布団は洗えないため気をつけてください。洗うと固綿が傷んでしまうため、洗濯は避けましょう。
衛生的に使えるポリエステル敷布は、アレルギー持ちの人におすすめです。特に、防ダニ・抗菌機能を施した敷布団を選ぶと快適に眠れると考えられます。
メリット4.高機能な布団が多い
ポリエステル敷布団には、防ダニや抗菌以外にも高機能なものが多く見られます。例えば、以下のように、ポリエステルの抱えるさまざまな欠点が改良されています。
- 防ダニ加工
- 抗菌加工
- 防臭・消臭加工
- 親水性(吸湿性を向上させる)加工
- 遠赤外線(保温性を向上させる)加工
- 難燃加工
- 羽毛タッチ加工
- 芳香加工
- マイナスイオン(静電気を抑える)加工
- VOC対策加工(健康被害を引き起こす有害物質を吸着する)加工
ポリエステル敷布団を選ぶ際の注意点
上述したように、ポリエステルは加工しやすい素材です。ただし、製品ごとに質が大きく違うため、慎重に選ぶ必要がある点に気をつけましょう。
注意点1.保温性が低い
敷布団に保温性を求めるなら、綿や羊毛など天然素材の敷布団を検討することをおすすめします。あくまでもポリエステル敷布団の中で保温性の高いものを選ぶなら、以下のものを検討しましょう。
- 中空のポリエステルを使った製品
- 遠赤外線加工がなされた製品
- 綿や羊毛との混紡製品
中空のポリエステルは、空気を含むため断熱効果が得られます。遠赤外線加工は、遠赤外線を放射して保温力を高めます。
敷布団の保温性は、体の熱を逃がさないために大切です。掛布団や毛布を重ねても、体の下から熱が逃げる恐れがあるため敷布団の保温性にこだわりましょう。やむを得ず保温性の低い敷布団を使う場合は、毛布や敷パッドなどを敷くと温かく眠れます。
注意点2.吸湿性が低い
ポリエステルには、吸湿性がありません。吸湿性を考慮するなら、混紡製品や親水性加工をした敷布団を検討してみましょう。
吸湿性が低い敷布団を選ぶと、寝床内湿度が高まって蒸されてしまいます。高湿度な環境では寝苦しかったり、途中で起きたりする恐れがあります。良質な睡眠のために敷布団の吸湿性にこだわりましょう。
注意点3.静電気が起きやすい
ポリエステルを摩擦すると静電気が発生し、ハウスダストを吸着しやすくなります。ハウスダストはアレルギーの原因になる恐れがあるため、対策をしておいた方が安心です。
例えば、ポリエステルの側生地よりも、綿などの側生地を選ぶと静電気を抑えられます。また、マイナスイオン加工をしたポリエステル敷布団も検討しましょう。
注意点4.耐久性やサポート力に差がある
ポリエステルのなかでも、太い糸を使った敷布団、固綿敷布団なら耐久性やサポート力が期待できます。ただし、ポリエステルよりもウレタンや高分子ファイバーの方が頑丈で寝心地がよい可能性があります。耐久性やサポート力にこだわるなら、ポリエステル敷布団以外にも目を向けてはいかがでしょうか。
敷布団には自重を載せるため耐久性が必要です。また、しっかり体を支えられないと姿勢が悪くなったり、体の痛みが悪化したりといった不具合が発生します。
ポリエステル敷布団を気持ちよく使うコツ
ポリエステル敷布団を気持ちよく使うコツ紹介します。衛生的に使いやすいポリエステル敷布団でも、適切なお手入れなしでは気持ちよく使えません。
1.天日干し・陰干しをする
ポリエステルの製品に限りませんが、敷布団には天日干し・陰干しが必要です。湿気を除去すると、雑菌やカビへの対策、防臭対策になります。また、ポリエステルには吸湿性がないため、短時間でも湿気を飛ばせます。
屋外にポリエステル敷布団を干したあとは、掃除機や布団専用クリーナーをかけて土埃や花粉などを吸引しましょう。
2.適時洗う
天日干し・陰干しのみでは、敷布団のダニや汚れを除去できません。自宅やコインランドリーでの洗濯が難しければ、宅配クリーニングサービスも検討しましょう。
3.加工のメリット・デメリットを知る
防ダニ加工など、高機能なポリエステル敷布団を購入する際は、加工のメリット・デメリットを把握しておきましょう。
例えば、防ダニ加工の場合、薬品を使った加工は寿命が約数年しか持ちません。薬品に弱い人は、敷布団で健康被害を受ける恐れもあります。一方、高密度な側生地で防ダニ加工を施した敷布団なら、効果が長持ちし、薬品に弱い人でも使用可能です。加工のメリット・デメリットを把握することで、より自分に合った敷布団を選べます。
寝心地よく長持ちするシェーンベルグの馬毛敷ふとん
シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、手作業により丁寧に作られています。中綿は、馬毛100%。サポート力が高く、腰が痛む人、横になっている時間が長い人でも安心してお使いいただけます。加えて、吸湿性や耐久性も良好です。
アレルギー持ちの人も、馬毛敷ふとんは検討の余地があります。馬毛そのものに対してアレルギーが起きたという事例はありません。また、馬毛は硬く、ダニの餌になりにくい素材です。加えて、側生地はなめらかなオーガニックコットン製で肌への刺激も抑えられるでしょう。
決してお手頃な価格ではありませんが、馬毛敷ふとんは生涯お使いいただけます。敷布団をお求めの際は、ぜひシェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。
手軽な敷布団もありますが、高品質な敷布団も検討の余地あり
ポリエステル敷布団は手頃な価格で購入でき、軽く衛生的。高機能な敷布団を選べば、吸湿性や保温性といった弱点もある程度カバー可能です。反面、ポリエステルの敷布団は製品ごとの差が顕著です。質のよい製品を選ぶことは、難しいかもしれません。
シェーンベルグでは、伝統的な製法で作られた馬毛敷ふとんを提供します。サポート力・耐久性・吸湿性などが良好で、心地よい眠りを実感いただけます。質の良い敷布団をお求めの際は、ぜひ、シェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。