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かゆみや痛みなど辛い症状のアレルギー。アレルギーが心配な人は、敷布団1つ選ぶにしても大いに悩まされるでしょう。敷布団の素材しだいでは、アレルギーが起きる場合があります。加えて、これまでアレルギーの経験がない人でも、ダニやカビ、ハウスダストなどが原因でアレルギーが起きる場合があります。
ここでは、敷布団でアレルギーが起きる原因や症状、寝具や寝室に関する対策も紹介します。敷布団選びや寝具のお手入れ、寝室の掃除方法などを知り、アレルギーのリスクを抑えてお休みください。
敷布団でアレルギーが起きる原因は?
敷布団でアレルギーが起きる原因はさまざまです。敷布団の素材が根本原因ではなく、お手入れや掃除の仕方によってアレルギーが起きる場合もあります。
原因1.側生地の材質や縫製
側生地の材質や縫製でアレルギーが起きる原因を以下にまとめました。
・側生地の繊維の隙間からダニが侵入したため
・中綿の素材が、側生地を通り抜けて出てきたため
・肌が化繊負けしたため
ダニが持つ物質や死骸などで、アレルギーを引き起こす場合があります。使っているうちに、中綿から微小なホコリが出るケースは少なくありません。また、ホコリを吸い込むとアレルギーを発症する恐れがあります。加えて、化繊の側生地は、天然繊維よりも肌に刺激を与えやすい傾向です。
原因2.布団の中綿
アレルギーを避けるために注意したい中綿には、以下のものが挙げられます。
- 羽毛や羽根
- 木綿(コットン)
- 羊毛
- 絹
- ポリエステル
- ナイロン
天然繊維の綿は、昔から敷布団の素材に使われてきました。しかし、木綿は繊維の長さがさまざまです。短い繊維の綿で作られた敷布団は、繊維が敷布団から出てアレルギーに出る恐れがあります。羊毛や絹などは、動物性のタンパク質がアレルゲンとなります。
化繊のポリエステルやナイロンは、素材そのものが肌や呼吸器を刺激するだけではなく、静電気を発生しやすい傾向です。静電気で集まったハウスダストが、アレルギーを引き起こします。
原因3.お手入れ不足
重くかさばる敷布団ですが、お手入れを怠っているとアレルギーが起きやすくなります。湿気が溜まると、アレルゲンとなるダニやカビが発生しやすくなるためです。
また、湿気を取り除いたとしても、皮脂や汗に含まれる汚れ、ハウスダスト、ダニやダニの糞、カビなどはそのまま敷布団内に残っています。また、外に布団を干したときに、花粉や土などのゴミやホコリが敷布団に付着すると健康に影響を及ぼします。
原因4.寝室や収納場所など環境の問題
アレルギーを避けるためには、敷布団だけではなく、寝室や布団を収納する押し入れやクローゼットも清潔に保つ必要があります。以下の環境は、アレルギーが起きやすいため掃除の頻度や内容を見直すとよいでしょう。
- ペットが寝室に入ってくる
- 観葉植物を置いている
- ぬいぐるみやカーペットなど、ハウスダストを溜めやすいものを寝室に置いている
敷布団でアレルギーが起きたときの症状は?
敷布団に限りませんが、アレルギーが起きると以下の症状が発生します。このような症状が出たら、速やかに病院を受診しましょう。
- 喘息
- 目や皮膚のかゆみや炎症、痛み
- 鼻水
- 鼻づまり
- 肌の乾燥
- アトピー性皮膚炎
ちなみに、アトピー性皮膚炎とは皮膚に頻繁に湿疹やかゆみが出る状態です。敷布団や寝室のアレルゲンにより、アトピー性皮膚炎は悪化する可能性があります。
敷布団や寝室のアレルギー対策
高品質な敷布団を購入したとしても、敷布団のお手入れや寝室の掃除をしなければアレルギーに悩まされるかもしれません。以下では、敷布団や寝室のアレルギー対策について解説します。
対策1.アレルゲンが含まれない敷布団を選ぶ
アレルゲンが明確にわかっている人は、まずアレルゲンが含まれない敷布団を選びましょう。例えば、鳥アレルギーの人が羽毛や羽根の布団を使うとアレルギーが起きる場合があります。側生地がしっかりしていれば問題ないという意見もありますが、購入する側からするとアレルゲンが近くにないに越したことはありません。
症状の原因となっているアレルゲン、またはアレルギーを発症するかもしれない物質を調べるには、皮膚科などで検査を受けましょう。血液検査やパッチテストなど、複数の方法にて注意すべきアレルゲンがわかります。
対策2.側生地の素材や織り方・布団カバーにこだわる
アレルギーへの対策として、以下の機能や特徴をもつ側生地・布団カバーが登場しています。
- 高密度に織られた生地用
- 二重縫製
- アレルゲンを無効化する加工
- 抗菌防臭加工
また、化繊アレルギーの疑いがあれば、天然素材も検討してはいかがでしょう。例えば木綿(コットン)製の生地は、使われる繊維が長いほどなめらかな肌触りで肌への刺激を抑えます。
対策3.天日干し・陰干し・布団乾燥機を使う
湿気を取り除く大切さは上述したとおりです。ただし、湿気を取り除く方法を間違えると敷布団を傷めてしまいます。敷布団の中綿や側生地が木綿であれば天日干しでもよいですが、シルクの場合は陰干しが推奨されます。デリケートな素材ほど、日光で劣化しやすいと理解しておきましょう。
長時間や高温の使用は避けるべきですが、布団乾燥機を使うと熱でダニを死滅させられます。なお、天日干し・陰干し・布団乾燥機のいずれも、あとで掃除機をかけてアレルゲンを吸い取りましょう。
対策4.布団専用掃除機を使う
布団専用掃除機、布団クリーナーを使うと、弾力ある敷布団を効率よく掃除できます。布団専用掃除機を選ぶポイントは以下のとおりです。
- コードレスタイプか
- 紙パック式かフィルター式か
- 通常の掃除と兼用できるか
- UV機能や温風機能などダニ対策ができるか
対策5.洗濯する
天日干しや陰干しはともかくとして、敷布団の洗濯は大変です。自宅では洗えない敷布団もあるため、クリーニングを依頼した方が無難です。洗濯すると、繊維内に染みついた汚れを取り除けます。掃除機や乾燥だけでは太刀打ちできないアレルゲンを取り除きましょう。
対策6.寝室やクローゼットを掃除する
フローリングや畳には髪の毛やハウスダスト、さまざまな汚れが溜まっていきます。掃除のポイントは、いきなり掃除機をかけないことです。掃除機をかけると排気でホコリやゴミが舞い上がってしまいます。乾いたモップやワイパーである程度ホコリやゴミを取り除いてから掃除機をかけましょう。
また、衣替えの際に鼻がムズムズするという人は多いものです。季節の変わり目で布団を交換するとき、アレルギーが心配な人は、換気やマスクの着用などで対策しましょう。
対策7.空気清浄機を使う
空気清浄機もアレルギー対策に有効です。ダニの死骸やフン、ハウスダストなどを取り除くと就寝時以外も気持ちよく過ごせます。
敷布団またはアレルギーに関するQ&A
敷布団またはアレルギーに関し、悩む人が多いポイントを解説します。
1.アレルギー検査に反応しなくてもアレルギーらしき症状が起きるときもある?
アレルギー検査の項目に入っていなければ、アレルゲンが検出されません。アレルゲンを特定しようと躍起になるより、ストレスを溜めない、こまめに掃除するなど日常生活を見直した方が改善につながるケースもあります。
2.病院を受診するとしたら何科?
内科・小児科・皮膚科などを受診しましょう。アレルギー検査は、赤ちゃんから受けられます。
3.フローリングや畳に敷布団を敷くよりベッドで寝た方がよい?
まれに、い草でアレルギーが起きるケースもあります。しかし、衛生的な環境であればフローリングや畳に敷布団を敷いても問題ないでしょう。
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アレルギー対策なら敷布団選びとお手入れが大切
アレルギーが起きるとかゆみや痛みで不快に感じます。敷布団でアレルギーが起きないように、敷布団選びやお手入れ、寝室の掃除を徹底しましょう。
シェーンベルグの馬毛敷ふとんには、日本でアレルギーが起きた事例がありません。アレルギーを懸念しつつ敷布団をお探しの際は、ぜひシェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。