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一人暮らしをはじめるときに、敷布団とベッドのどちらを買うか迷う人は多いでしょう。快適に一人暮らしを送るには、さまざまな観点から寝具を選ぶ必要があります。
ここでは、敷布団が向いている人の特徴に触れつつ、敷布団のメリットや使用する際のデメリットと対策なども解説します。新生活を気持ちよくスタートさせるために、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしで敷布団がおすすめの人は?
部屋のスペースを有効活用したい人には、ベッドよりも敷布団がおすすめです。ベッドを置くと、シングルサイズであればおよそ100×210cmほどのスペースが「寝るための専用スペース」に割り当てられてしまいます。
その点、敷布団なら使わないときはしまっておけるため部屋のスペースを有効に使えます。例えばワンルーム暮らしなど部屋数が少ない人は、起床後に布団類を片付けると生活にメリハリを付けられるでしょう。
一人暮らしで敷布団を使うメリット
一人暮らしで敷布団を使うメリットを以下にまとめました。スペースの有効活用以外にも、敷布団にはたくさんのメリットがあります。
- 収納しやすい
- 掃除しやすい
- 引越時に運搬しやすい
- 寝る場所を変更しやすい
- 費用を抑えやすい
ベッドと比較すると、運びやすさについては圧倒的に敷布団が有利です。ベッドフレームやマットレスの費用を考えると、布団一式をそろえても敷布団の方が費用を抑えやすいと考えられます。引越で物入りのときには、敷布団を検討した方がいいかもしれません。
一人暮らし用の敷布団の選び方
これから一人暮らしを始めるという人に向け、敷布団の選び方を解説します。
1.厚み
10cm程度の厚みがある敷布団がおすすめです。素材にもよりますが、敷布団の厚みが薄いと底付き感が出ます。また、敷布団が薄いと、床の冷えが伝わって体に堪えます。硬く冷たいフローリングに敷布団を敷く場合は、特に厚みを重視しましょう。
厚みが十分でも、敷布団の素材によっては体が沈み込みすぎる恐れがあります。可能ならば手で押して弾力感を確かめてから敷布団を選ぶとよいでしょう。敷布団の厚みについては、以下の記事も参考にしてください。
厚手の敷布団を選ぶメリットは?厚み以外にも見ておきたい敷布団選びのポイントも解説
2.サイズ
あまりにも敷布団の幅が狭いと、寝返りをしたときに敷布団から落ちてしまいます。ベッドほどの高さはないとはいえ、床に寝ると体に負担がかかるでしょう。敷布団のシングルサイズは100×210cm、セミダブルサイズは120×210cmです。シングルサイズやセミダブルサイズを選ぶと、窮屈さを感じずに眠れると考えられます。
3.清潔さ
アレルギー持ちの人にとって、清潔さは敷布団選びで重要なポイントといえるでしょう。ただし、敷布団本体は、重くて洗いにくいものです。ポリエステルの敷布団には丸洗いできるものもありますが、自宅で洗おうとすると大変です。
清潔さを守るためには、敷布団本体にこだわるよりも、シーツやカバーをかけて敷布団を使った方が得策と言えるでしょう。洗うものはシーツやカバーに留めておき、敷布団本体は適時天日干し・陰干しをすると清潔に使えます。
4.値段
敷布団の値段は、どのような素材を選ぶか、どのように作られているかで変わります。「貴重な素材を使った敷布団」「職人が丁寧に作業をした敷布団」ほど、値が張ると考えるとよいでしょう。敷布団の相場は以下のとおりです。
- ポリエステルの敷布団:数千~数万円程度
- ウレタンの敷布団:1万~3万円ほど
- コットンの敷布団:1万~3万円ほど
- 羊毛の敷布団:1万~3万円ほど
- 真綿の敷布団:5万~数十万円ほど
- 馬毛の敷布団:数十万円ほど
安すぎる敷布団には、その値段である理由が隠されています。長持ちして寝心地がよい敷布団を購入したいならば、あまりにも安すぎるものは避けた方が無難です。
高級な敷布団には、生涯使えるものもあります。少々高いとしても、一生ものと思うと検討の余地は十分にあるのではないでしょうか。敷布団の値段について、詳しくは以下の記事もご覧ください。
敷布団の値段はどのくらい?素材別の相場・安さ以外にこだわりたいポイントも紹介
一人暮らしで敷布団を使うデメリットと対策
メリットがたくさんの敷布団ですが、以下の点に気を付けましょう。
- ベッドのマットレスに比べると硬め
- 押し入れやクローゼットなど収納場所が必要
- 毎日しまわないと生活感が出がち
- 床に近いため湿気やホコリが溜まりがち
好みにもよりますが、敷布団はマットレスと比べると底付き感が出がちです。もし購入した敷布団の寝心地が悪ければ、敷布団の下にユニット畳やラグを敷いて対応するとよいでしょう。
収納面も、敷布団を使う際のネックといえます。出しっぱなしでは敷布団が汚れ、生活感が出てしまいます。面倒でも、毎日敷布団を片付けることをおすすめします。部屋に収納場所がなければ、市販の収納グッズを使いましょう。
湿気やホコリについては、以下でお手入れの頻度を解説するため参考にしてください。
一人暮らしで敷布団をお手入れする方法
敷布団をお手入れする方法を解説します。以下のお手入れの方法を参考に気持ちよく眠れる環境を整えましょう。
1.お手入れの頻度
敷布団のお手入れは、陰干し(日光に耐えられる素材であれば天日干し)と、洗濯に分けられます。
敷布団に湿気が溜まっていると、ダニやカビが発生しやすくなってしまいます。陰干しや天日干しをして湿気を取り除きましょう。綿の敷布団は湿気が抜けにくいため、週に1~2回を目安に干してください。羽毛や羊毛などの敷布団は、月に1~3回でも湿気を取り除けます。
シーツやカバーは家庭用洗濯機でも洗えるため、週に1回を目安にお手入れしましょう。敷布団本体を洗うタイミングは、季節の変わり目です。半年や1年に1回を目安に、コインランドリーで洗うかクリーニングに出しましょう。洗いすぎると、敷布団の素材が傷んで寿命が短くなってしまいます。詳しい敷布団の洗濯方法については、以下の記事も参考にしてください。
敷布団はコインランドリーで洗濯ができる!正しいやり方と目安の費用・時間
2.便利なお手入れアイテム
以下のアイテムがあれば、敷布団のお手入れに役立ちます。
- 布団乾燥機
- 布団クリーナー
- すのこなどの布団干し
布団乾燥機があれば、ジメジメした天気でも布団を乾かせます。高温で乾燥すればダニを死滅させられます。ダニの死骸やホコリ、花粉などは、布団クリーナーで除去しましょう。すのこなどの布団干しがあれば、室内でも風通しよく敷布団を乾かせます。
一人暮らしで敷布団を快適に使うコツ
すのこを敷くと、通気性が良くなる点がメリット。特にフローリングに敷布団を敷くときは、湿気対策ですのこがおすすめです。ただし、冬にすのこを敷いて寝ると、冷気が体の下に溜まるためおすすめできません。冬はすのこの代わりに、断熱シートのような敷物を敷くとあたたかく眠れるでしょう。
また、圧縮袋を使うとコンパクトに敷布団をしまえます。しかし、空気を抜きすぎると敷布団の素材が傷む恐れがあるため気を付けてください。
【敷布団でおしゃれに見せるには】一人暮らしのインテリアのコツ
日中にしまうのであれば、それほど敷布団のインテリア性にこだわらなくてもよいかもしれません。ただし、寝る前のひとときをリラックスして過ごすには、インテリアにこだわりたいもの。
例えば、ベーシックカラーや、くすみ系などのやわらかい色のカバーを敷布団にかけると、温もりが漂うインテリアになります。また、大きめのすのこを敷布団の下に敷くと、木の風合いを感じられるでしょう。
来客用の敷布団は用意するべき?
結論からいうと、来客時にはレンタルで対応する、ソファで寝てもらうなどの方法を選ぶと良いでしょう。また、敷布団を用意する、しないにかかわらず、掃除をするなどおもてなしの姿勢が大切です。
シェーンベルグの馬毛敷ふとん
シェーンベルグの馬毛敷ふとんは、サポート力のある馬毛を使っておりフローリングでも気持ちよく眠れます。吸湿・放湿性がよく湿気を溜め込まないため、お手入れもしやすいと考えられます。
馬毛敷ふとんは値が張りますが、適時メンテナンスをすれば半永久的に使える点が魅力。長く使える敷布団をお探しなら、ぜひシェーンベルグの馬毛敷ふとんをご検討ください。
敷布団派ならお手入れを丁寧に
敷布団は持ち運びやすい、収納しやすいというメリットがあります。こまめに敷布団をお手入れして、気持ちよく一人暮らしを送りましょう。
高品質で長持ちする敷布団をお探しなら、シェーンベルグの馬毛敷ふとんを検討してはいかがでしょうか。サポート力に優れ吸湿・放湿性のよい敷布団で、気持ち良く眠れますよ。